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バビロンまでは何マイル (上)
著:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ|出版社:東京創元社|発売日:2006/03/22|単行本|4488019412|

バビロンまでは何マイル (下)
著:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ|出版社:東京創元社|発売日:2006/03/22|単行本|4488019420|
魔法管理官ルパート・ヴェナブルズは、内心うめき声をあげた。旧ユーゴと北アイルランドの平和に奔走して帰ったばかりだというのに、今度は担当世界のひとつコリフォニック帝国の非公開の法廷への立ち会いだ。いやなことは重なるもので、家に戻ったとたん、マジドの師スタンが死にかけているという知らせが…。てんやわんやのコリフォニック帝国と、地球での新人マジド選び、ふたつの世界での難題を同時に抱え込んだルパートの運命やいかに?英国ファンタジーの女王が贈るとびきり愉快な物語。『花の魔法、白のドラゴン』(徳間書店刊)前日譚。
この物語の中で”∞記号の世界群”と呼ばれる世界群は,魔法に否定的な領域と肯定的な領域が大体半分ずつくらいで構成されている。地球は当然否定的領域。世界にはマジドと呼ばれる魔法管理官がいてその数は常に一定の数を保つことになっている。マジドの使命は世界を”正域”つまり,魔法に肯定的な方向へ向けること。
ルパートの今回の任務は,師スタンの後継者選び。後継者名簿を参考に早速候補者に会おうとするのだが,中々うまくいかない。そうこうしているうちに,自分の担当区域であるコリフォニック帝国に紛争が持ち上がった。。
しょっぱなからジョーンズ節バリバリ。前置きも何もなく,いきなりわけの分からない世界に読者を放り込み,きりきりまいさせてくれる。たくさんの世界が存在し,未だ拡大しているのかもしれない世界群。帝国に所属する更に異なる世界たち。眩暈がしそう。
初めのうちはマリーが好きになれなくて入り込めなかった。でも,FTコンあたりからは鼻につかなくなって,楽しめた。ニックのことを”自己中心野郎”と思いながらも手を貸さずにはいられないところとか,父親の癌をいつも心配しているところなど,マリーも結構やさしいのですよ。
童謡やおまじないなどがうまく織り込まれて,とっても面白かった。これでやっと『花の魔法、白のドラゴン』が読める。
ルパートの今回の任務は,師スタンの後継者選び。後継者名簿を参考に早速候補者に会おうとするのだが,中々うまくいかない。そうこうしているうちに,自分の担当区域であるコリフォニック帝国に紛争が持ち上がった。。
しょっぱなからジョーンズ節バリバリ。前置きも何もなく,いきなりわけの分からない世界に読者を放り込み,きりきりまいさせてくれる。たくさんの世界が存在し,未だ拡大しているのかもしれない世界群。帝国に所属する更に異なる世界たち。眩暈がしそう。
初めのうちはマリーが好きになれなくて入り込めなかった。でも,FTコンあたりからは鼻につかなくなって,楽しめた。ニックのことを”自己中心野郎”と思いながらも手を貸さずにはいられないところとか,父親の癌をいつも心配しているところなど,マリーも結構やさしいのですよ。
童謡やおまじないなどがうまく織り込まれて,とっても面白かった。これでやっと『花の魔法、白のドラゴン』が読める。

Honor's Splendour
著:Julie Garwood|出版社:Pocket Books (Mm)|発売日:1991/04/30|マスマーケット|0671737821|
-ヒーロー→ダンカン。
-ヒロイン→マデレイン。
-ロードン・・・マデレインの兄。ダンカンを捕らえた男
-ジラード,エドマンド・・・ダンカンの弟達
-アデラ・・・ダンカンの妹
-ゲラルド・・・アデラの婚約者
-アンソニー・・・ダンカンの兵士
ダンカンは,ロードンの部下に囲まれていた。衣服をほとんど剥ぎ取られ,冷たい雪の降る中にはだしで立たされていた。首を切るだけでは物足りない,屈辱的な死を..という命令が出されていたのだ。ダンカンを救ったのはロードンの継妹マデレインだった。マデレインはロードンを恐れ,軽蔑し脱走するつもりでいた。そこへダンカンが囚われ,彼を逃がしてから自分も逃げようと考えたのだ。マデレインは心の美しい女性だった。
ダンカンがマデレインを拉致したのは,彼の妹アデラがマデレインの兄ロードンにレイプされたから。復讐のために拉致したマデレインが実は兄とは似ても似つかない誠実で素晴らしい女性であることに気づいたダンカンは,どんどん彼女に惹かれていく。
マデレインは,どんなところでもすぐに寝てしまうので,ダンカンの重要な告白も届かないことが多い(笑)
隔離されて育ち,兄の暴力に怯えながら生きてきたマデレイン。早くから家長として領地を治めなければならなかったダンカン。二人の出会いがまたすごいんですけど。上半身裸で雪原に縛られて放置されたダンカンをマデレインが助けると言う(笑)
マデレインに心惹かれたダンカンは彼女を拉致するんだけど,決して自分の元から離さない。つまり夜も一緒なわけ。拉致された夜はテントに泊まるんだけど,惹かれあう二人は思わずキスをしてしまう。マデレインは,何と「彼を襲ってしまった!きっと嫌がっているわ。」と思い込んじゃうのだ。こんな風に無邪気なマデレインだが,実は世間では悪い評判が立っている。ある神父の愛人だという。。これは全部ロードンが悪いのだけど,ダンカンはその噂を知りながらも,マデレインに惹かれていく。
いやー,もう全編会話が絶妙で面白い。しかも,随所に泣かせどころあり。
中でも印象に残っているのは,ダンカンが「マデレインが家族の結びつきを強くしてくれた。」「恐怖で押さえつけるのではなく,家族として繋がりあうのだ」というところ。ダンカンは優しくなることで更に強くなり,マデレインは自我を主張するようになり,人を守ることができるようになる。お互いに人を愛することで成長するところが素敵。会話の妙もいつも通り。
大満足の★★★★★
隔離されて育ち,兄の暴力に怯えながら生きてきたマデレイン。早くから家長として領地を治めなければならなかったダンカン。二人の出会いがまたすごいんですけど。上半身裸で雪原に縛られて放置されたダンカンをマデレインが助けると言う(笑)
マデレインに心惹かれたダンカンは彼女を拉致するんだけど,決して自分の元から離さない。つまり夜も一緒なわけ。拉致された夜はテントに泊まるんだけど,惹かれあう二人は思わずキスをしてしまう。マデレインは,何と「彼を襲ってしまった!きっと嫌がっているわ。」と思い込んじゃうのだ。こんな風に無邪気なマデレインだが,実は世間では悪い評判が立っている。ある神父の愛人だという。。これは全部ロードンが悪いのだけど,ダンカンはその噂を知りながらも,マデレインに惹かれていく。
いやー,もう全編会話が絶妙で面白い。しかも,随所に泣かせどころあり。
中でも印象に残っているのは,ダンカンが「マデレインが家族の結びつきを強くしてくれた。」「恐怖で押さえつけるのではなく,家族として繋がりあうのだ」というところ。ダンカンは優しくなることで更に強くなり,マデレインは自我を主張するようになり,人を守ることができるようになる。お互いに人を愛することで成長するところが素敵。会話の妙もいつも通り。
大満足の★★★★★

コンタクト・ゾーン
著:篠田 節子|出版社:毎日新聞社|発売日:2003/04|単行本|4620106690|
襲撃された楽園。暗転の休日。戦場と化した島に出口はない。
“生きろ。何があっても”
いま、女たちの戦いがはじまった!まばゆいラグーン、豊かな熱帯雨林に恵まれた島・バヤン。
その歴史には、つねに世界の矛盾が集約されていた。異なる価値、異なる秩序がせめぎあう「異文化接触地点」で、あなたは驚くべき光景を目撃する。危機にみちた時代を、全身で学び、生き抜いていくということ―。
篠田節子が贈る、スリリングな感動巨編。
うーん,やっぱり篠田節子。想像していたのとは全く違った。日ごろのストレスを発散するために訪れた観光地バヤン。日本人がかつて蹂躙した島に対する何の思いもなく,ショッピングを楽しむ30半ばの女たち。そこに内戦が勃発し,3人とも巻き込まれてしまう。
とにかく,女たちが逞しい。最初の内戦が始まるまでの3人ははっきり言って「典型的嫌な女」。共感もへったくれもない。その彼女たちが,これまたその性格ゆえにたくましく内戦下で生きていく。一瞬後には何が起こるかわからない。彼女たちは日本に帰れるのか。どきどきしながら,どんどん指がページをめくってしまう。最初は頼りなげに思える村人たちが,これまた図太く,逞しい。ユソフとジンガのように村人を守るために叡智をもって民を守る政治家は,日本ではみかけない。
最後の真央子の叫びは,まだ日本政府には届いていない。日本難民は,増え続けているのかもしれない。
とっても長いので,疲れているときには読めません。1日半かかっちゃった。
とにかく,女たちが逞しい。最初の内戦が始まるまでの3人ははっきり言って「典型的嫌な女」。共感もへったくれもない。その彼女たちが,これまたその性格ゆえにたくましく内戦下で生きていく。一瞬後には何が起こるかわからない。彼女たちは日本に帰れるのか。どきどきしながら,どんどん指がページをめくってしまう。最初は頼りなげに思える村人たちが,これまた図太く,逞しい。ユソフとジンガのように村人を守るために叡智をもって民を守る政治家は,日本ではみかけない。
最後の真央子の叫びは,まだ日本政府には届いていない。日本難民は,増え続けているのかもしれない。
とっても長いので,疲れているときには読めません。1日半かかっちゃった。

盗まれた記憶の博物館 (下)
著:ラルフ・イーザウ , 他|出版社:あすなろ書房|発売日:2002/10|単行本|4751521276|
現代のベルリンと古代のバビロニアをつなぐ仮説を立証すべく走り回るミリアムとジェシカ。一方,オリバーはクワシニアで父を探し,悪神と対決する。「記憶」を巡る壮大なファンタジーの下巻。
おもしろかったー!
いろんな要素が盛りだくさんで,謎解きはあるわ。冒険はあるわで,息つく暇がありません。ネシャンのように,こちらの世界とあちらの世界の2つの世界があって,それが交互に語られ,最後は・・・という物語。こういう設定がお好きなのかもしれませんね。
今回は,「記憶」が重要なテーマで,ドイツの哀しい記憶についても正面から書かれています。こういったことが,児童書の中で書かれ,しかも説教くさくなく,子どもたちに読み継がれていくというのは素晴らしいと思う。
現代のベルリンも出てくるんだけど,NETやチャット,アバターといったものも出てきて,展開が速くなってます。オススメの一冊です!
いろんな要素が盛りだくさんで,謎解きはあるわ。冒険はあるわで,息つく暇がありません。ネシャンのように,こちらの世界とあちらの世界の2つの世界があって,それが交互に語られ,最後は・・・という物語。こういう設定がお好きなのかもしれませんね。
今回は,「記憶」が重要なテーマで,ドイツの哀しい記憶についても正面から書かれています。こういったことが,児童書の中で書かれ,しかも説教くさくなく,子どもたちに読み継がれていくというのは素晴らしいと思う。
現代のベルリンも出てくるんだけど,NETやチャット,アバターといったものも出てきて,展開が速くなってます。オススメの一冊です!

ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密
著:レベッカ ウェルズ|出版社:早川書房|発売日:2000/04|単行本(ソフトカバー)|415208278X|
母との不仲に悩む女性演出家シッダの元に届いた一冊のスクラップブック。そこには10代の母と親友たちがまばゆいばかりに輝く姿があった。元気と優しさを与えてくれるパワフルな 物語。
図書館で偶然手に取った本。結構目立つ背表紙。表紙には鶴田謙二の描く元気な女の子が馬とびをしている絵。ヤングアダルト?コミカルものか?と思ってあとがきをチェックす。うーん,表紙から受ける印象とのあまりのギャップ。ちょっと読んでみようかなあと思って借りたら大正解!私は鶴田謙二さんは,大好きです。スピリット オブ ワンダーもまんがアベノ橋魔法・商店街もエマノンシリーズも持ってます。しかし,この本に鶴田謙二はミスマッチだと思う。
原作の表紙の方がずっと本の空気を伝えられると思う。
なぜって,この本は「元気な少女の物語」なんかではないから。で,こっちが原書の表紙。原書の表紙からは「古きよき時代」の物語らしい感じが漂うでしょ?
さて,中身。これがすばらしくよかった。いい本に出会ったなあ。あらすじは,上部に書いてある通りなんだけど一言では言い表せない魅力に満ちている。母と娘の絆の回復の物語であり,女の友情の物語であり,女の一生の物語であり,結婚生活とは?という物語でもあり,女の自立の物語であり,黒人について考える物語であり・・・と色々な側面を見せる物語だ。私の母にも少女時代があり,女である部分がある。同じように今,16歳になろうとしている娘を育てながらも女である私が確かにいる。娘に見えているのは母の部分。38歳の私はこれからどう生きようとしているのだろう。シッダの母親のように娘に自分の人生をさらけ出すことができるだろうか。自分の恥も全て何もかも。私にはできないかもしれない。sれをやり通し,自分の過ちも全て受け入れたヴィヴィは,恐ろしくタフな人だ。そして愛すべき人。私も,そんな女でありたい。
最初は物語に入り込みにくく戸惑うかもしれない。でも,絶対読み通してほしい。女性なら絶対分かる何かがある。
最後は涙。涙。本当にいい本!!
本家サイトはこちら。
[[Ga-Ga for Ya-Yas:http://www.ya-ya.com/]]
原作の表紙の方がずっと本の空気を伝えられると思う。
なぜって,この本は「元気な少女の物語」なんかではないから。で,こっちが原書の表紙。原書の表紙からは「古きよき時代」の物語らしい感じが漂うでしょ?
さて,中身。これがすばらしくよかった。いい本に出会ったなあ。あらすじは,上部に書いてある通りなんだけど一言では言い表せない魅力に満ちている。母と娘の絆の回復の物語であり,女の友情の物語であり,女の一生の物語であり,結婚生活とは?という物語でもあり,女の自立の物語であり,黒人について考える物語であり・・・と色々な側面を見せる物語だ。私の母にも少女時代があり,女である部分がある。同じように今,16歳になろうとしている娘を育てながらも女である私が確かにいる。娘に見えているのは母の部分。38歳の私はこれからどう生きようとしているのだろう。シッダの母親のように娘に自分の人生をさらけ出すことができるだろうか。自分の恥も全て何もかも。私にはできないかもしれない。sれをやり通し,自分の過ちも全て受け入れたヴィヴィは,恐ろしくタフな人だ。そして愛すべき人。私も,そんな女でありたい。
最初は物語に入り込みにくく戸惑うかもしれない。でも,絶対読み通してほしい。女性なら絶対分かる何かがある。
最後は涙。涙。本当にいい本!!
本家サイトはこちら。
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ヒストリカルロマンスにはまるきっかけとなったJulie Garwood。読み終わったものをまとめてみました。The Gift,The Weddingは感想ファイルがどこかに行ってしまったので,今探しているところです。
今度The Brideが翻訳されるらしいということを聞いて,喜んでいます。好きな本を日本語で読めるのは嬉しいです。私的にはLion's Lady(「精霊に愛されたプリンセス」として翻訳)よりも,Brideの方がずーっと面白いと思います。
コンテンポラリー,ウェスタン,リージェンシー,中世といろいろ出しているガーウッドですが,中世モノが一番彼女には合っていると思うのですが…。
では,以下リンクがはってあるものは私の感想ページに跳びます。
★Medievalシリーズ
The Secret(おすすめ)
Ransom(おすすめ)
The Bride(おすすめ)
The Wedding
★Regencyシリーズ
Lion's Lady「精霊に愛されたプリンセス」として翻訳
Guardian Angel
The Gift
Castles
★単発
Saving Grace(おすすめ)
Honor's Splendour(おすすめ)
PRINCE CHARMING 未読
Rebellious Desire 未読
GENTLE WARRIOR 未読
The Prize 未読
★Westernシリーズ・・・積読中。ちょっと読んだけど..。うーん。。
For the Roses→The Clayborne Brides→Come the Spring
★Contemporary・・・翻訳でHeartbreaker,Mercyのみ読みました。
Heartbreaker→Mercy→Killjoy→MURDER LIST→SLOW BURN→SHADOW DANCE (コンテンポラリー)
★児童書
A Girl Named Summer 積読
The Secret(おすすめ)
Ransom(おすすめ)
The Bride(おすすめ)
The Wedding
★Regencyシリーズ
Lion's Lady「精霊に愛されたプリンセス」として翻訳
Guardian Angel
The Gift
Castles
★単発
Saving Grace(おすすめ)
Honor's Splendour(おすすめ)
PRINCE CHARMING 未読
Rebellious Desire 未読
GENTLE WARRIOR 未読
The Prize 未読
★Westernシリーズ・・・積読中。ちょっと読んだけど..。うーん。。
For the Roses→The Clayborne Brides→Come the Spring
★Contemporary・・・翻訳でHeartbreaker,Mercyのみ読みました。
Heartbreaker→Mercy→Killjoy→MURDER LIST→SLOW BURN→SHADOW DANCE (コンテンポラリー)
★児童書
A Girl Named Summer 積読

The Duke and I (Avon Romantic Treasure)
著:Julia Quinn|出版社:Avon Books (Mm)|発売日:2000/01|マスマーケット|0380800829|
Hastings公爵Simon Bassetは、適齢期の娘を持つ母親たちを避けるためにある計画を立てた。学生時代の友人Anthonyの妹Daphne に気があるふりをするのだ。Daphneは美しい娘だったが,男性からは友達としてしか見られず,たまに現れる求婚者も変なヤツばかり。公爵が注目していると知れば,Daphneを見直す男性が増えるはずとSimonに説き伏せられて,DaphneはSimonの計画にのることにした。
二人はよく一緒に行動するようになった。魅力的なSimonに次第に惹かれていくDaphne。SimonもDaphneに惹かれていく。しかし,Daphneは親友の妹。親友にも釘を刺されているのだからDaphneを誘惑するわけには行かない…と必死で気持ちを抑えるSimon。しかし,あるときついにSimonはDaphneにキスをしてしまい,あろうことかその現場をAnthonyに見られてしまう。
Julia Quinnの原書は初めて読んだが,すーっごく面白かった。何とこの物語最初のキスシーンが出てくるのが183ページ!でもちっとも飽きないんです。
SimonもDaphneもとっても共感の持てる主人公なのがまずいいし,惹かれあっていく過程が笑いを含めながらじっくり書かれているのも好感が持てます。
勿論笑いだけではなく,Simonが抱える心の傷が二人の関係に影を落とすところ,それを解決しようと二人が奮闘するところなんかは,うるうるきてしまいました。
読んでる途中に,おかしくて思わず噴出した洋書は珍しいです。Anthonyの超過保護ぶりもおかしかった。彼自身が主人公になる2巻目はいったいどうなるのか,今から楽しみです。
SimonもDaphneもとっても共感の持てる主人公なのがまずいいし,惹かれあっていく過程が笑いを含めながらじっくり書かれているのも好感が持てます。
勿論笑いだけではなく,Simonが抱える心の傷が二人の関係に影を落とすところ,それを解決しようと二人が奮闘するところなんかは,うるうるきてしまいました。
読んでる途中に,おかしくて思わず噴出した洋書は珍しいです。Anthonyの超過保護ぶりもおかしかった。彼自身が主人公になる2巻目はいったいどうなるのか,今から楽しみです。

The Viscount Who Loved Me
著:Julia Quinn|出版社:Avon Books (Mm)|発売日:2000/12|マスマーケット|0380815575|102,067語
Bridgertonは,そろそろ結婚しようと決意した。
・美人である必要はないが魅力的であること
・馬鹿ではないこと
・最も重要なのは,Anthonyが恋に落ちないような相手であること
この3つの条件をクリアした女性を結婚相手としよう。Anthonyが白羽の矢を立てたのはEdwinaだった。ところがEdwinaと結婚するためにはKateの承認を得なければならないらしい。Kateに近づくAnthonyだが,Kateが最も妹にふさわしくないと思っているのが放蕩者のAnthony。ゴシップ新聞で彼のことをよく知っているKateは,絶対に妹とAnthonyを結婚させまいと奮闘する。しかしKateとAnthonyは,次第に惹かれあっていく。そして,ある事件が…。
王道を行くロマンスで,安心して楽しめます。
超過保護兄のAnthonyのロマンスで,楽しみにしていたのですがとっても面白かったです。
反目しあいながらも互いに惹かれていく力に抗うことが出来ない二人が実に楽しく魅力的に書かれています。互いへの理解を深めていく過程も読んでいて納得。Anthonyが放蕩者になったのにはある理由があるのですが,それが二人の関係を発展させることにもなり,また影を落とすことにもなります。
AnthonyがKateへの思いを自覚していないのに,めろめろなのが面白いんだけど,もうちょっと早めに自覚してもらって,ジタバタするところが見てみたかった気も…。何といっても超過保護兄ですから,自分が恋に落ちちゃったらどうするのかなあと興味があったので。
KateがAnthonyを罠にはめたような気がして,とても苦しんでいるところや,自分が二番目の選択だということに苦しんでいるところが切ないですね。
Julia Quinnは邦訳を含めて3冊目ですが,コミカルで面白いです。今回は飼い犬がいいですね〜。完璧なAnthonyとの絡みが最高。
ところで,作者はよっぽどペネロペがお気に入りなのでしょうか。今回も結構出てきます。次作はペネロペがヒロインなので楽しみです。
超過保護兄のAnthonyのロマンスで,楽しみにしていたのですがとっても面白かったです。
反目しあいながらも互いに惹かれていく力に抗うことが出来ない二人が実に楽しく魅力的に書かれています。互いへの理解を深めていく過程も読んでいて納得。Anthonyが放蕩者になったのにはある理由があるのですが,それが二人の関係を発展させることにもなり,また影を落とすことにもなります。
AnthonyがKateへの思いを自覚していないのに,めろめろなのが面白いんだけど,もうちょっと早めに自覚してもらって,ジタバタするところが見てみたかった気も…。何といっても超過保護兄ですから,自分が恋に落ちちゃったらどうするのかなあと興味があったので。
KateがAnthonyを罠にはめたような気がして,とても苦しんでいるところや,自分が二番目の選択だということに苦しんでいるところが切ないですね。
Julia Quinnは邦訳を含めて3冊目ですが,コミカルで面白いです。今回は飼い犬がいいですね〜。完璧なAnthonyとの絡みが最高。
ところで,作者はよっぽどペネロペがお気に入りなのでしょうか。今回も結構出てきます。次作はペネロペがヒロインなので楽しみです。

Rules of Engagement (Dodd, Christina. Governess Brides Series, Bk. 2.)
著:Christina Dodd|出版社:Harpercollins (Mm)|発売日:2000/10|マスマーケット|0380811987|93,667語
女王の要請で「尊敬される人物」になるべく,Kerrich伯爵が思いついたのは孤児をひきとって育てるというものだった。しかし独身の彼は,孤児をどう引き取ったらよいのか,当然子育てなんてできないので家庭教師(Governess)を雇うことにした。一方Pamela Lockhartは, Academy of Governessesの翌月分の資金を泥棒に奪われてしまう。友人達と経営してきたAcademyを守るために,法外な給金を打診してきたKerrich伯爵のところで働くことに決める。しかし,彼が求めている家庭教師は,年配の結婚に無縁という女性だ。 Pamelaは自分の素性を隠すため,またKerrich伯爵の希望に沿うために,年配の女性に扮して面接に臨んだ。 Pamelaを初めて見たときにKerrich伯爵は,「これぞ理想の家庭教師」だと思った。醜くて適齢期をとうに過ぎている。おまけに服の趣味ときたらひどいものだ。自分がハンサムで女性がみんな自分のことを好きになるので,醜女なら結婚したいなどと思わないだろうと考えていたのに,彼女と接しているうちに彼女の内面に惹かれていく。一方のPamelaは...
HRHさんの紹介記事を見て購入した本。おもしろかった!まずPamelaの設定がすごくいいです。自立を志す女性であり,芯が強く歯に衣着せぬ物言い。心が優しくて子どもに対する保護心がとても強い。自分の仕事(家庭教師)にプライドを持っています。でも家族関係で傷ついた過去を持っています。 Kerrich伯爵は絶世の美男子で,「私を見た女性はすべて私を好きにある。困ったもんだ。」なんて思っている自信過剰君。銀行家でお金に不自由はしていないし,放蕩者あることを謳歌しています。でも,やっぱり彼も家族関係で傷ついた過去を持ち,おまけに今は従兄弟の行状に苦悩しています。
二人のロマンスもいいのですが,Kerrich伯爵に引き取られた孤児のベス,Kerrich伯爵のお爺さんがとてもいい味出してます。
ラストが洒落ていてとても幸せな気持ちになりました。これってロマンスとしては大事なことですよね。ああ,それとこんなプロポーズされたら気絶しちゃいそうです。
超おすすめ!
二人のロマンスもいいのですが,Kerrich伯爵に引き取られた孤児のベス,Kerrich伯爵のお爺さんがとてもいい味出してます。
ラストが洒落ていてとても幸せな気持ちになりました。これってロマンスとしては大事なことですよね。ああ,それとこんなプロポーズされたら気絶しちゃいそうです。
超おすすめ!
みるぽわさんの日記で知って買っておいた本。最近Raquelさんも読まれていたので,読んでみようかなと取り出した。
男の子との出会いを夢見ていたジェーンは,ベビーシッターのバイト中に犬のえさを配達してきたスタンに出会う。一目惚れ状態のジェーンが彼と知り合いになりたくて,自分の家で犬を飼おうと親を説得するあたりや,初デートでの悲喜こもごもなどがほのぼのと描かれていてにこにこしながら読了。こそばゆい!けど懐かしい。初デートを思い出してしまった。些細なことで心配になったり,他の女の子が気になったり。この時期ってとても自意識過剰になってるから,いろんなことが気になるんだよなあ。
時にはJaneの気持ちになり,また親の立場にもなって読む。JaneもStanも好感の持てる少年少女なので読んでいて気持ちいい。
しかし,15歳で夜男の子と映画に行くのを許してしまう上に門限10時半。うーん,かなり昔の本なのにやはりアチラハ違うのね。というか,当時は安全だったのか。
男の子との出会いを夢見ていたジェーンは,ベビーシッターのバイト中に犬のえさを配達してきたスタンに出会う。一目惚れ状態のジェーンが彼と知り合いになりたくて,自分の家で犬を飼おうと親を説得するあたりや,初デートでの悲喜こもごもなどがほのぼのと描かれていてにこにこしながら読了。こそばゆい!けど懐かしい。初デートを思い出してしまった。些細なことで心配になったり,他の女の子が気になったり。この時期ってとても自意識過剰になってるから,いろんなことが気になるんだよなあ。
時にはJaneの気持ちになり,また親の立場にもなって読む。JaneもStanも好感の持てる少年少女なので読んでいて気持ちいい。
しかし,15歳で夜男の子と映画に行くのを許してしまう上に門限10時半。うーん,かなり昔の本なのにやはりアチラハ違うのね。というか,当時は安全だったのか。

The Wedding
著:Julie Garwood|出版社:Pocket Star|発売日:1997/04/01|マスマーケット|0671871005|148000語
コナー・マカリスターは父親の死に際,約束をした。裏切り者を探し出し,必ず復讐すると。そして,父の死を看取ると怪我をした兵士たちを隠し,アレック・キンケイドの元へ走った。5年後,イギリスのある領主の元へ客が来た。領主の幼い娘ブレンナはおてんば娘で,そんなことでは結婚できないぞと言われていた。ペットにしようと子豚を連れて出ようとしたブレンナは親豚に襲われて逃げ惑う。彼女を助けたのは父親の客コナー(14歳)だった。コナーに一目ぼれしたブレンナはコナーにプロポーズするのだった。それが,11年後彼女を窮地に陥らせるとは思わずに。
最初から面白いです。ブレンナは多分6・7歳?の頃にコナーにプロポーズするんですが当然コナーは断ります。でも自分で婿を探そうと決意していたブレンナは2回断られてもめげずに3度目の求婚をするんです。その答えを返す前にコナーは立ち去ち,ブレンナも忘れていたんですが…ブレンナが父親の仇(本人あるいは息子?)と結婚することになったと知ったコナーは復讐のためにブレンナを奪おうとするんです。「3回目のプロポーズには返事をしていないから,返事をしてやるのさ」というコナーがいいなあ。一方のブレンナは,兵士の命と交換できるなら自分の命を投げ出してもいいと本気で行動する芯の強い娘で,しかもヒステリックじゃない(ここ重要)。好きになれそうな二人です。
しかし,コナーって,全く女心のわからない奴^^;ブレンナは,それでもコナーについていくとても健気な女性で,応援したくなります。ブレンナは精神的にかなり追い詰められてしまって本当にかわいそうだった。ちょっと泣けました。
しかし,コナーって,全く女心のわからない奴^^;ブレンナは,それでもコナーについていくとても健気な女性で,応援したくなります。ブレンナは精神的にかなり追い詰められてしまって本当にかわいそうだった。ちょっと泣けました。

Calling on Dragons (Enchanted Forest Chronicles, 3)
著:Patricia C. Wrede|出版社:Magic Carpet Books|発売日:2003/03|ペーパーバック|0152046925|54,000語
今回のお話は,魔女モーウェンの家から。モーウェンが家のペンキ塗りをしていると,なにやら騒ぎが持ち上がった。なんと,巨大なウサギが…。ウサギ巨大化事件の真相をさぐるべく,森へ向かったモーウェンと猫たち。ウサギが食べたクローバーのあるあたりは,魔法使いに汚染された形跡が。。。どうやら,うさぎは,魔法使いの術がかかったクローバーを食べてしまったらしい。これは,王とシモレーヌに知らせなければ!モーウェンは,早速城へと向かう。
魔法使いたちの今回の陰謀はちょっと手が込んでいる。今までのお間抜けな悪役ぶりからちょっとレベルが上がった感じ。(笑) メンデンバーが冒険に参加できない中,モーウェンと猫たち,Telemainが大活躍。巨大なウサギ「キラー」は,更に変身を遂げてだんだんと妙な生き物になっていく。このキラーって,本当に食いしん坊でいつも食べることしか考えていないところが笑える。 さて,Telemainの移動術を使って魔法使いの本拠地へ向かう一行。途中で変な農夫に会ったり,ラプンツェルを思い起こさせる塔を見つけたり…。御伽噺世界は健在です。 今回は,一巻完結ではなくて,続き物となっております。Telemainとモーウェンのロマンス…期待してたんだけどなあ…。何にもなし。

Talking to Dragons (Enchanted Forest Chronicles, 4)
著:Patricia C. Wrede|出版社:Magic Carpet Books|発売日:2003/03|ペーパーバック|0152046917|
母親はDaystarに数々のことを教えた。礼儀正しくあること,慎重であること,などなど。…それは賢明なレッスンだった。彼の母親が魔法の剣を渡して,家から放り出したとき,そのレッスンが役立ったのだ。とりわけ,彼の家が「Enchanted Forest」のはじに建ち,彼の母親が女王シモレーヌとあっては…。しかし,何も知らないDaystarは戸惑う。どこへ行けばいいのか?なぜ誰もが自分の名前を知っているのか?火の魔法使いである少女,とかげ,小さなドラゴン,エルフやドワーフ,愚かなお姫様たちなどさまざまな人々と出会いながら,とにかく冒険を続けるDaystar。彼の行く手に待つものは??
使命を果たすまでは帰ってきてはならないと家を出された主人公。これまでの3巻とは違い,少年のDaystar目線で物語が進むので実に児童書らしい感じ。シモレーヌから徹底的に「礼儀正しくあれ」と教え込まれているDaystarは,とにかく丁重な物腰で,常にかっかしている火の魔法使いShiara と好対照。ボケとつっこみが面白い。さて,中々目的地へたどり着けないDaystar一行は,いろいろな森の生き物たちに出会う。
読み始めると,もう物語の筋は想像がつくのだが,それでも楽しく読んだ。Shiaraが彫像にされちゃった部分でDaystarがどうやっても魔法が解けないので,思い余ってとった行動が面白かった。その後にShiaraに問い詰められてしどろもどろになっているところなんか,可愛らしい。乙女モノファンには美味しい場面でした。
最後におお!という展開もあり,満足いたしました。
読み始めると,もう物語の筋は想像がつくのだが,それでも楽しく読んだ。Shiaraが彫像にされちゃった部分でDaystarがどうやっても魔法が解けないので,思い余ってとった行動が面白かった。その後にShiaraに問い詰められてしどろもどろになっているところなんか,可愛らしい。乙女モノファンには美味しい場面でした。
最後におお!という展開もあり,満足いたしました。

The Changeling Sea
著:Patricia A. McKillip|出版社:Firebird|発売日:2003/04|マスマーケット|0141312629|36000語
海はペリ(Periwinkle)からすべてを奪った。それは彼女の漁師父親を溺れさせ、彼女の母親の生きる気力を奪った。ペリは,小さな漁村の宿屋の寝室係で働きながら母親の世話をしていた。海の近くに住んでいた老女に習った呪いを海にかけていると,風変わりな男と出会った。彼は王の息子キールだった。村では一つの騒ぎが持ち上がっていた。海竜が現れたのだ。その竜は首に金の鎖をつけ,何かに縛られているのだった。あの金を我が物にすれば金持ちになれる!そう思った村人たちは魔法使いLyoを雇うのだが…
半分くらいになるまで,難しかった!意味がすんなり入ってこなくて。レベル8なのも納得。物語はペリの初恋がファンタジックに描かれます。ハーフ・ヒューマンであるキールに恋するペリが切ない。後半は波に乗れて一気読み。どうなるんだろうと,どきどきしながら読みました。表現では,「マジシャンが魔法をかけると,金の鎖は無数のツルニチニチソウになってしまい,シードラゴンは海中に消えた。」というところなど,とても色彩がきれいだなあと思いました。イメージがばーっと脳内に広がる感じ。とーっても暗い始まりに比して,ラストは明るいので救われます。

The Goose Girl
著:Shannon Hale|出版社:Bloomsbury USA|発売日:2005/05/13|ペーパーバック|1582349908|98,000語
アニィは「クラウン・プリンセス」なのだが,動物の言葉を解する叔母に教えられ,鳥や動物と会話することができる。アニィの不思議な力は噂になり,叔母は去り,「まっとうな女王」を求める母親はアニィを部屋に閉じ込め,女王教育を行う。自分の本心を押し込めて暮らしてきたアニィ。彼女が成長したある日,父親は事故で死亡。葬儀の場で,アニィは母親の裏切りを知る。アニィは,女王になるべく育てられ,色々なことをガマンしてきたというのに,彼女の「動物と会話する能力」によって臣民の支持を得られないこと,王が亡くなったこと,隣国との関係などから現女王(アニィの母)がある決断をしたのだ。そのため,アニィは旅に出ることになった。そうして,この旅がアニィの人生を大きく変えてしまうのだった。
とても面白かった!時間がかかってしまったのは,体調が悪かったためで,実質は3日ほどで読了。昔話を元にしたものです。昔話ベースですから,勿論王子様も登場します。これが,オーディオだと,とてもいい感じで。どっぷり浸れます。このオーディオCDはamazonではお高いですが,IMS(アイチューンミュージックストア)では何と1800円!10時間で,ノーカット版です。Full Cast Audio社が出していてキャラごとに声優さんが異なるのも魅力。私は聞きながら読んで,倍楽しみました。是非是非,オーディオブックと一緒に楽しんでください。

The Goose Girl
著:Shannon Hale|出版社:Full Cast Audio|発売日:2005/10|CD|1932076727|

The Goose Girl
著:Shannon Hale|出版社:Full Cast Audio|発売日:2005/10|CD|1932076727|

Enna Burning
著:Shannon Hale|出版社:Bloomsbury Publishing PLC|発売日:2005/11/07|ペーパーバック|0747575738|75323語
Ennaの兄Leiferは,森から不思議な書物を持ち帰ってきた。それは,炎の言語を教えるものだった。それ以来Leiferは変わってしまった。 Ennaは,兄を心配し,かつての友人Isiに相談する。Leiferの学んだ炎の言語を消し去ることはできないのか,と。Isiは風と鳥の言語を理解できる娘だった。しかし,久しぶりに会ったIsiは雰囲気が変わっていた。Isiと風の関係は更に強くなり,窓のない石壁に囲まれた部屋でさえ,風の言葉が聞こえるのだ。Isiは,気が狂ってしまうのではないかと怖れるようになってもいた。そして,Bayernでは戦争が起ころうとしていた。
おもしろかった。
The Goose Girlの登場人物はお飾り程度に出るのかと思っていたら,Isiは,とても重要な役割だった。前作で「めでたし,めでたし。」で終わった物語は,実は続きがあってIsiは,幸せとは言えない境遇。常に風の言葉が聞こえ,眠ることすらできない。四方を石の壁に囲まれた狭い隠れ部屋でしか,一息つくことができない。国民が期待している世継ぎが生まれない。隣国が攻め込んでくる。。。。
一方,Ennaもまた試練に立ち向かわねばならなくなる。兄の突然の死。兄が残したモノ。。。国を救いたいという願い。Finnへの思い。。。。必死に運命に抗うEnnaだが,Isiが置かれた状況とは異なり,Ennaは捕虜となってしまう。敵に”誘惑”され,アイデンテティを失うところまで追い込まれる。 ラストはめでたし,めでたしなのだけど,3部作ということなので,EnnaにもIsiにも,まだ平和は訪れそうにないです。
The Goose Girlの登場人物はお飾り程度に出るのかと思っていたら,Isiは,とても重要な役割だった。前作で「めでたし,めでたし。」で終わった物語は,実は続きがあってIsiは,幸せとは言えない境遇。常に風の言葉が聞こえ,眠ることすらできない。四方を石の壁に囲まれた狭い隠れ部屋でしか,一息つくことができない。国民が期待している世継ぎが生まれない。隣国が攻め込んでくる。。。。
一方,Ennaもまた試練に立ち向かわねばならなくなる。兄の突然の死。兄が残したモノ。。。国を救いたいという願い。Finnへの思い。。。。必死に運命に抗うEnnaだが,Isiが置かれた状況とは異なり,Ennaは捕虜となってしまう。敵に”誘惑”され,アイデンテティを失うところまで追い込まれる。 ラストはめでたし,めでたしなのだけど,3部作ということなので,EnnaにもIsiにも,まだ平和は訪れそうにないです。

Dreaming of You
著:Lisa Kleypas|出版社:Avon Books (Mm)|発売日:1994/05|マスマーケット|038077352X|100,523語
彼女は、危険の入り口に立っていた。小説の取材をするために下町に来ていたサラは,3人の男に襲われている男性を救い出す。襲われていた男性は,デリク・クレイヴン。ロンドンでもっとも成功している賭博場のオーナーだった。彼は,伝説的な男でストリートからのし上がった人物として知られていた。サラは小説の取材を申し込む。デレクは,サラのような純真な女性と面識がなかった。彼女のやさしさ・率直さ・穢れのなさに強く惹かれてしまう。しかし,自分は穢れた身。サラを思えばこそ,身を引くことにする。二人は,雪の降る日に二度と会わないことを誓い合って別れるのだった。田舎に帰って,婚約者との結婚話を進めるサラ。一方サラを手放したデレクは酒におぼれる毎日だった。
Lisa Kleypas初期の作品だそうですが,とてもよくかけています。サラとデレクの心情が切々と書かれていて切ないです。珍しいなと思ったのは,サラが純情一直線な女性ではなかったこと。彼女には既に婚約者がいて幸せな生活が約束されているわけです。でもデレクに惹かれる気持ちを抑えることができない。婚約者に強く捕まえていてほしいのに,彼はそうしてはくれない。サラの葛藤やデレクの苦悩がとても丁寧に書かれていて読み応えがありました。また,デレクの一途さが光っていました。サラの●●●をそっと自分のものにして,肌身離さず持っているところとかがよかったわー。一方,悪役の人はとーっても怖かったです。Devil in Winterのヒロインエヴィの父親が出てきます。

Slightly Scandalous (Get Connected Romances)
著:Mary Balogh|出版社:Bantam Books (Mm)|発売日:2003/06/03|マスマーケット|0440241111|90,000語
Bedwyn家のフレイヤは,気の強い女性。隣人で元恋人のキットは,妻との間に子供をもうけたという。家族ぐるみのつきあいをしている両家。いづれ祝い事でキットとその妻に会わなければならないだろう。未だにキットを愛しているフレイヤには耐えられないぐらいに辛いことだ。しかしフレイヤは気が強いので,その苦しみを誰にも打ち明けられなかった。フレイヤは,家にいるのに耐えられず,バースへと向かう。宿泊した宿の部屋は鍵もかからないが,メイドに張り付かれているのもいらいらする。体よくメイドを追い払ったフレイヤはベッドに入った。そこへ飛び込んできたのがジョシュア。トラブルに巻き込まれたので匿ってほしいと言うジョシュアにフレイヤは構おうとしない。ジョシュアは軽い気持ちでキスをするが,フレイアに顔面パンチをくらう。
ジョシュアは,フレイヤの気の強さに惹かれ,フレイヤと再会したときにもついからかってしまう。今回も顔面パンチをくらったが,ますますフレイヤに興味をかき立てられてしまう。フレイヤは,美しいとはいえない。見る人によっては醜いとすら言うかもしれない。しかしジョシュアは彼女の内面に惹かれていき,彼女が怒り心頭に達しているところが可愛くてしかたがない。
そして3回目の出会いはバースの舞踏会?だった。2度にわたるジョシュアの紳士らしからぬ行動に,フレイヤの彼に対する評価は地の底。舞踏会で彼と会ったときには,紳士面した態度が許せずに彼の祖母の前で罵倒する。しかし,あっさりと誤解を修正され,また平気な様子の彼に怒り心頭。レディらしからぬ態度に周りを唖然とさせてしまう。 その夜,部屋で振り返ってみるに,彼が誤解をすぐにその場で正さなかったのは,こうなることを予測していたのだと悟り,「敵に不足なし」と思うのだった。
そして,二人は次第に惹かれあっていく。一方ジョシュアは,叔母に自分の娘との結婚を迫られ困っていた。強引で支配欲の強い叔母は勝手に婚約発表をしようとする。追い詰められたジョシュアはフレイヤに偽の婚約を頼み,フレイヤは翌日解消することを条件に引き受ける。二人とも軽い冗談のつもりだったのだが,周囲は大喜び。中々婚約を解消することがができなくなってしまう。
* Joshua Moore Marquess of Hallmere 叔父の死によって侯爵?になった。
* Dowager Lady Potford Joshuaの祖母
* Freyja Bedwyn ヒロイン。気が強くて手が早い。ジョシュアにすでにパンチを2発お見舞いしている
* Morgan フレイヤの妹
* Wulfric フレイヤの長兄
* Constance ジョシュアのいとこ
* Marchioness of Hallmere ジョシュアの叔母
とても面白かった。ジョシュアとフレイヤが次第に惹かれあっていく様子がいろいろなエピソードを元に書かれていてとても自然。作者のうまさを感じました。Lisaのように肉体的に惹かれあってバチバチというようなシーンは少ないのですが,その分二人の心情がよく分かります。フレイヤとジョシュアの叔母が対決するシーンは,気の強いフレイヤならではの返しが楽しいし,ジョシュアの従兄弟達のエピソードも心に沁みるものがありました。Wulfricの家長ぶり,Wulfricを心配するフレイヤもよかったです。

Princess Academy
著:Shannon Hale|出版社:Bloomsbury Publishing PLC|発売日:2005/07/04|ペーパーバック|074757636X|62,000語
主人公はMiri。14歳で父・姉との三人暮らし。彼女の村は石切り・を主な生業にしている。姉は父を手伝って石切り場で働いている。Miriも手伝いたいと思っているが,彼女に任せてもらえるのは家事だけ。そのことにちょっぴり不満を持っている。村の少女達はみな自分よりも優れて見え,自分が家事しかさせてもらえないのは自分が劣っているからかもしれないとコンプレックスも持っている。ある日,王の使いがやってきて,この村の少女の中から次代の王女(王子の妻)が選ばれることを告げる。占い師のお告げだそうだ。この国では有名な習慣で,王女を選ぶために Princess Academyが設立される。村の少女達は無理やり集められ,家族から引き離されてしまう。Princess Academyの教師は,厳格でしかも村人たちをあからさまに蔑視している。Miriは,そのことに腹立ちを感じているのだった。果たしてMiriはプリンセスとして選ばれるのか。
中々物語に入っていけなくて,読み終わるまでに時間がかかってしまいました。中盤まではプリンセス・アカデミーでの少女達の奮闘の様子,Miriが友情を勝ち取っていく様子などが描かれています。中盤までがんばって読んでいると後半は物語がガンガン動き出して面白くなりました。ラストは大団円でみんな幸せ。^^いい読後感です。シャノン・ヘイルは好きな作家さんですが,正直この本がニューベリー賞?と首をかしげながら読んでたのですが,最後まで読んで納得しました。


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