Talking to Dragons (Enchanted Forest Chronicles, 4) 著:Patricia C. Wrede|出版社:Magic Carpet Books|発売日:2003/03|ペーパーバック|0152046917|
母親はDaystarに数々のことを教えた。礼儀正しくあること,慎重であること,などなど。…それは賢明なレッスンだった。彼の母親が魔法の剣を渡して,家から放り出したとき,そのレッスンが役立ったのだ。とりわけ,彼の家が「Enchanted Forest」のはじに建ち,彼の母親が女王シモレーヌとあっては…。しかし,何も知らないDaystarは戸惑う。どこへ行けばいいのか?なぜ誰もが自分の名前を知っているのか?火の魔法使いである少女,とかげ,小さなドラゴン,エルフやドワーフ,愚かなお姫様たちなどさまざまな人々と出会いながら,とにかく冒険を続けるDaystar。彼の行く手に待つものは??
使命を果たすまでは帰ってきてはならないと家を出された主人公。これまでの3巻とは違い,少年のDaystar目線で物語が進むので実に児童書らしい感じ。シモレーヌから徹底的に「礼儀正しくあれ」と教え込まれているDaystarは,とにかく丁重な物腰で,常にかっかしている火の魔法使いShiara と好対照。ボケとつっこみが面白い。さて,中々目的地へたどり着けないDaystar一行は,いろいろな森の生き物たちに出会う。
読み始めると,もう物語の筋は想像がつくのだが,それでも楽しく読んだ。Shiaraが彫像にされちゃった部分でDaystarがどうやっても魔法が解けないので,思い余ってとった行動が面白かった。その後にShiaraに問い詰められてしどろもどろになっているところなんか,可愛らしい。乙女モノファンには美味しい場面でした。
最後におお!という展開もあり,満足いたしました。