●The Changeling Sea/Patricia A. McKillip
The Changeling Sea
著:Patricia A. McKillip|出版社:Firebird|発売日:2003/04|マスマーケット|0141312629|36000語
海はペリ(Periwinkle)からすべてを奪った。それは彼女の漁師父親を溺れさせ、彼女の母親の生きる気力を奪った。ペリは,小さな漁村の宿屋の寝室係で働きながら母親の世話をしていた。海の近くに住んでいた老女に習った呪いを海にかけていると,風変わりな男と出会った。彼は王の息子キールだった。村では一つの騒ぎが持ち上がっていた。海竜が現れたのだ。その竜は首に金の鎖をつけ,何かに縛られているのだった。あの金を我が物にすれば金持ちになれる!そう思った村人たちは魔法使いLyoを雇うのだが…""
半分くらいになるまで,難しかった!意味がすんなり入ってこなくて。レベル8なのも納得。物語はペリの初恋がファンタジックに描かれます。ハーフ・ヒューマンであるキールに恋するペリが切ない。後半は波に乗れて一気読み。どうなるんだろうと,どきどきしながら読みました。表現では,「マジシャンが魔法をかけると,金の鎖は無数のツルニチニチソウになってしまい,シードラゴンは海中に消えた。」というところなど,とても色彩がきれいだなあと思いました。イメージがばーっと脳内に広がる感じ。とーっても暗い始まりに比して,ラストは明るいので救われます。
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Posted by hermes handbags holland at 2014/12/04 08:15 AM
Posted by コーチ at 2014/10/05 02:14 AM