ひ - ピルチャー,ロザムンド
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双子座の星のもとに
著:ロザムンド ピルチャー|出版社:日向房|発売日:1998/06|単行本|4795212678|
22歳のフローラは、故郷コーンワルの父のもとを離れて再びもどったロンドンで新しい生活を始めようとしたやさき、偶然にも自分に双子の姉妹ローズがいることを知る。そのショックから立ち直る間もなくフローラは、ローズの代わりとして、スコットランドで病の床につく老婦人のもとを訪れることになる。だがそこで出会ったのは、安っぽい欺瞞であしらうことのできない立派な人々であった。自らのアイデンティティーの危機をはらみながら、善意からとはいえ、嘘をつき人を欺きつづけることで苦悩するフローラ。みずみずしい情感とゆたかな筆致で描き出される物語世界。
特に大きな事件もないのに読んでしまうピルチャーの本。まずは主人公が前向きなのがいい。読んでいて気持ちがよい。悩んだり,自分の行為に恥じ入ったり・・・そういうところが逆に新鮮なのかもしれない。
等身大でとてもまっとうな生き方に,ついつい応援しながら読んでしまう。ピルチャーを読むのは2作目だが,風景描写はいつも素晴らしい。行ってみたくなる。次は「コーンワルの夏」あたりを読もうかな。
等身大でとてもまっとうな生き方に,ついつい応援しながら読んでしまう。ピルチャーを読むのは2作目だが,風景描写はいつも素晴らしい。行ってみたくなる。次は「コーンワルの夏」あたりを読もうかな。

夏の終わりに
著:ロザムンド ピルチャー|出版社:青山出版社|発売日:1997/07|単行本|490084540X|
夏の終わりのスコットランド―澄んだ空気と、深く碧い湖。
ヒースの草原を渡り鳥が横切るころ、秋風が冬の足音をはこんでくる。
広大なスコットランドを舞台に描かれる夏の日の恋のゆくえ―せつなく胸にせまる愛の物語。
みどりさんがよく読んでおられたので,前から読もうと思っていたピルチャー。図書館でちょうど季節に合うものを見つけたので読んでみた。文が平易で,しかも流れるような感じ。とても読みやすい。アメリカで父と二人だけで暮らす生活から一転,故郷スコットランドでの暮らしに身を投じる主人公。色がとても鮮やかで,スコットランドの夏の終わりが目に浮かぶようだ。物語は,とても静かにゆっくりと進行し,それが心地よい。

スコットランドの早春
著:ロザムンド ピルチャー|出版社:日向房|発売日:1998/03|単行本|479521266X|
結婚式を目前にひかえたキャロラインは、幼い弟の願いをかなえる為に、長いこと音信が途絶えている兄のいるスコットランドへと旅立つ。吹雪の中での遭難、旅先での病…早春のスコットランドを舞台に家族の絆を美しく描く。
風景は美しく,出てくる人は皆いい人で・・。
でも短い分,書き込みが足りない感じでちょっとキャロラインとオリヴァの身勝手さが鼻についてしまった。
でも短い分,書き込みが足りない感じでちょっとキャロラインとオリヴァの身勝手さが鼻についてしまった。

コーンワルの夏
著:ロザムンド ピルチャー|出版社:日向房|発売日:1998/02|単行本|4795212651|
幼くして両親を失くしたローラは夫アレクとの新婚生活の幸せのさ中にありながら、妻として自信の持てない自分をもどかしく感じていた。季節は夏。病後の療養に出かけた先はアレクの叔父の住むコーンワルの果てのトレーメンヒア荘。ローラを迎えたのは風変わりな人々の暮らす地上の楽園であった。コミューンの暮らしから照らし出される家族の形―孤独と癒し。人間のやさしさと怖さが胸に迫る物語が渋滞なくうつくしく展開する。
悪意ある手紙がもたらす不穏な空気。手紙を出したのは誰なのか,ミステリ仕立ての作品。今回の主人公ローラは内気で純真な女性として描かれていて,それが若干ものたりない。ローラよりもゲイブリエルやドルシラ,イーヴの方がずっと生き生きとして魅力的だ。アレクに守ってもらうだけの若い(といっても30過ぎてはいるが)妻よりもアレクを守る強い女性として描いて欲しかったな。
でもやっぱりピルチャーは,おもしろい。次は「九月まで」
でもやっぱりピルチャーは,おもしろい。次は「九月まで」

コーンウォールの嵐
著:ロザムンド ピルチャー|出版社:東京創元社|発売日:1999/07|単行本|4488013864|
ロンドンで書店づとめをしながら、一人暮らしをしていたレベッカに、病篤い母は、今まで話すことのなかった自分の家族のことを、初めて聞かせる。母が静かに息を引きとった後、レベッカは、コーンウォールのまだ見ぬ祖父の許へと旅立った。祖父は、高名な画家だったが、絵筆を捨てて久しかった。同じ屋敷に住むハンサムで魅力的ないとこ。そして驚いたことに、ロンドンのアンティーク・ショップで会ったことのある、少し強引で個性的な家具職人の青年も、ここコーンウォールで祖父の家に出入りしていた。伯父の妻、その親戚の娘、祖父の海軍時代の部下、屋敷での複雑な人間関係のなかでレベッカは、急速にいとこのエリオットに惹かれていくが、閉ざされた祖父のアトリエで、彼女は思いがけない家族の秘密を発見する。そして彼女が貰うはずだった母のかたみの書き物机が消え…。激しい嵐のコーンウォールでレベッカの人生は謎めいた運命の嵐に翻弄される。
若竹七海「古書店アゼリアの死体」の巻末「紅子のロマンス小説注釈」で紹介されいた本。紅子さんはアンティーク屋でいすを買い求めるシーンが好きと書いてあったが,そのアンティーク屋がポイント。全ての運命はそこから繋がり,動き出す。ありえないーというような偶然もあるにはあるが,ぞこは小説。素直に楽しむべし。
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