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嵐をつかまえて
著者:
更新日:2007/08/18(Sat) 21:17 / [ 修正]
嵐をつかまえて
嵐をつかまえて

著:ティム ボウラー|出版社:白水社|発売日:2002/10|単行本|4560047553|

少女が誘拐された。金めあての犯行ではなかった…。若い誘拐犯の胸に燃えたぎる激しい復讐の念。迫り来る嵐の中、運命に翻弄される若い主人公達の姿をスリリングに描く。
表紙に惹かれて借りた本。イラストを描かれた方のHPはこちら





表紙に惹かれたあと,訳者あとがきを見てちょっとファンタジーあるいはホラーの香りがしたので借りました。両親が出かけた後,兄弟で留守番をしていた3人。長兄は途中で友達の家に遊びに行ってしまい,残されたエラは末っ子のサムと2人に。結果,エラは誘拐されてしまい,長兄のフィンは自責の念にかられる。父親ときたらフィンを責めてばかりで本当に腹立たしい。末っ子のサムは,実は「何かが見える」力を持っていて,普段から変わった子だったのだがエラの事件からさらに奇行が増えていく。



ホラー味がちょっぴり加わっており,途中でちょっと展開も読めちゃったけどそれでも,のめりこんで読んでしまった。家族のつながり,信頼。そんなものを考えさせる物語でした。中々よかった。
2002.12.14 (土)
報復
著者:
更新日:2007/08/18(Sat) 20:57 / [ 修正]
報復
報復

著:ジリアン ホフマン|出版社:ソニーマガジンズ|発売日:2004/11|文庫|4789724166|

太陽の街フロリダは、キューピッドに怯えていた――それは若い金髪美人ばかりを狙い、何日も被害者をいたぶったあげく、生きたまま心臓をえぐり出して殺す連続殺人鬼の名だ。
捜査は難航したものの、偶然、キューピッドが捕らえられる。やり手と評判の女性検事補、C・Jが担当することになったが、法廷で犯人の声を聞いた彼女は愕然とした。それは今なお悪夢の中で響く、12年前に自分を執拗にレイプした道化師のマスクの男の声だった! こいつを無罪放免にしてはならない――恐怖に震えながらも固く心に誓うC・Jだったが、次々と検察側に不利な事実が発覚しはじめ……。期待の大型新人による戦慄のサスペンス。
 うーん,よくあるパターンのサスペンス。犯罪の描写がとっても残酷で,最初の数ページでいったん投げ出していたんだけど,棚整理のために読んだ。とてもつらくて痛い話だった。
 残酷シーン以外は,ストーリー的にはありがち。それでも,最後まで読んだのは,主人公であるC.Jが,精神的にどんどん追い詰められていくところがどきどきモノで,負けるな,がんばれと言う気持ちになってしまったから。
 うまいなと思ったのは,弁護士とのやりとり部分。正義との板ばさみや,駆け引きなどを中心に,法廷モノとして書いたほうが面白かったんじゃないかな。
 あれ?ということは,おもしろかったということなのか。
誰も書かなかった真実のレトリーバー
著者:―都会で気持ちよく犬と暮らすための、飼い方としつけ方
更新日:2007/08/18(Sat) 11:59 / [ 修正]
誰も書かなかった真実のレトリーバー―都会で気持ちよく犬と暮らすための、飼い方としつけ方
誰も書かなかった真実のレトリーバー―都会で気持ちよく犬と暮らすための、飼い方としつけ方

著:星野 俊二|出版社:ソレイユ出版|発売日:2001/03|単行本|4763130064|
「都会で気持ちよく犬と暮らすための飼い方としつけ」とサブタイトルのついたこの本は「理想の一頭」となるレトリバーを選ぶための書。
過激な部分もあり、納得できない方も多いと思うが、星野氏の考え方に共感する部分も多い。
我が家の一頭ゴールデンレトリバーも、飼う前にこの本を読んでいたら、しつけも少し違ったかもしれない。レトリバーを飼おうと思っている人には読んでもらいたい一冊。
2001-05-01
ふたりのアーサー〈1〉
著者:
更新日:2007/08/17(Fri) 22:05 / [ 修正]
ふたりのアーサー〈1〉予言の石
ふたりのアーサー〈1〉予言の石

著:ケビン クロスリー=ホランド|出版社:ソニーマガジンズ|発売日:2002/05|単行本|4789718182|

アーサーは13歳。中世のイングランドに住む。家は裕福で大勢の小作人を雇っている。アーサーは,小作人の娘ガティと仲がよく仕事を手伝ってやったり,横暴なガティの父親からかばおうとしたりする優しく正義感が強い少年だ。アーサーの兄サールは,そんなアーサーを軽蔑し意地悪をする。アーサーは早く騎士見習になりたいと思っているが中々父親がうんといわない。読み書きを習い,弓の練習に励むアーサーにマーリンが黒い石を渡す。大事にしろと言って…黒い石はアーサーに物語るようになる・…
1巻が細かく100章!に分かれていて細切れの感じは否めない。逆に言うとアーサーの日記のような感じで日々の積み重ねの中でアーサーが感じていること,イングランド地方の生活習慣などが描かれていて興味深い。何故,黒い石がアーサー王物語を語るのか,その運命がアーサーと重なる部分があるのは何故なのか,マーリンとこちらの世界のアーサーはどんな役割があるのか。1巻は謎を呈して終わったという感じ。感想は..まだ何とも言えない。二巻を読んでみないと…
おばあちゃんはハーレーにのって
著者:
更新日:2007/08/18(Sat) 21:18 / [ 修正]
おばあちゃんはハーレーにのって
おばあちゃんはハーレーにのって

著:ニーナ ボーデン|出版社:偕成社|発売日:2002/06|単行本|4037266806|

ハーレーでブイブイ飛ばすのってサイコーだけど、それがあたしのおばあちゃんなんだ…。祖母と暮らしていたキャットに両親との同居の話が持ち上がる。ゆれ動くキャットの心を繊細に、そして共感とユーモアをもって綴る。

キャットの両親は俳優見習いみたいなことをしていて,不規則な生活のため,キャットをおばあちゃん「プタ」に預ける。キャットは,ハーレーをぶっとばすおばあちゃんのことを「普通じゃないからちょっと嫌」なんだけど大好き。キャットは,学校で数人のいじめっ子に目をつけられている。髪の毛に火を!つけられたことがあるくらい。それでも友達が助けてくれるのでがんばっている。ところが,そんな風にプタと暮らしているキャットの気も知らず,「そろそろ同居したいわ」なんて言ってくる両親が許せない。そこで・・・

イギリスでは「弁護士は子どものいい分も聞かなくてはならない」という法律があるそうで,キャットは親友のロージーと弁護士を雇うんです。そのあたりもおもしろいんだけど,なんと言ってもおばあちゃん「プタ」がかっこいい!キャットとの愛情もしっとりと書かれていて,最後はじんわり・・・ああ,うまく書けないのが残念だけど私的にはとてもオススメ!
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