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ケルトとローマの息子
著者:
更新日:2007/08/17(Fri) 13:21 / [ 修正]
ケルトとローマの息子
ケルトとローマの息子

著:ローズマリ サトクリフ , 他|出版社:ほるぷ出版|発売日:2002/07|単行本|4593533805|

ケルトの戦士として育った少年は、じつはひろわれたローマ人の子どもだった。部族を追放され、父母の地ローマへと向かった少年を待っていた運命とは…? カーネギー賞作家サトクリフの歴史ファンタジー。
「ケルトの白馬」に続きほるぷ出版から出されたサトクリフ作品。訳者は前作と同じく灰島かり氏。読みやすく切れのよい文章でどんどん読み進んでしまう。
今回の主人公は拾われッ子ベリック。養い親に大切にされながら育ったベリックは部族のいじめにも耐え抜き,部族の中に自分の身を置いていた。しかし,部族に襲いかかる不幸に「呪われた子」として追放されてしまう。ローマ人の血を引くエリックはローマの「ワシ」に入ろうとイスカ・ドゥムノニオルムへ向かう。しかしそこで起こった事件からベリックの運命は音を立てて崩れ出す。人間を信じることのできなくなったベリック。そのベリックがどう人間への信頼を取り戻し、自分を取り戻していくかという物語。
素晴らしいです。「ケルトの白馬」では巨大な地上絵を元に物語が進みましたが,今回は干拓事業。現存する或いはは現存しないあらゆる建造物にいろいろな人間の歴史が詰まっているんだと改めて思う一冊。
オススメ!石堂藍の「ファンタジー・スピリット」(BK1コラム)でも取り上げられています。 2002.08.16
クローディアの秘密
著者:
更新日:2007/08/17(Fri) 23:22 / [ 修正]
クローディアの秘密 (岩波少年文庫 (050))
クローディアの秘密 (岩波少年文庫 (050))

著:E.L.カニグズバーグ , 他|出版社:岩波書店|発売日:2000/06|単行本(ソフトカバー)|4001140500|

クローディアはいちばん上の子で,おまけに女の子はひとりきりだったので,いろいろ不公平な目にあった。そして,ただオール5のクローディア・キンケイドでいることがいやになる。まいにち同じことのくりかえしにも,すべてあきあきした。それで家出を計画する。家出先はメトポリタン美術館。そこで,クローディアは美しい天使の像と出会う。クローディアは天使の謎を解くために色々と調べ始める。
フランクワイヤーさんが,素敵。
クローディアが「人は1日に一つは新しいことを勉強したいと思わなくちゃいけないわ。」と言うと,フランクワイヤーさんはこう答える。
「いいえ。それには同意できません。あんた方は勉強すべきよ,もちろん。日によってはうんと勉強しなくちゃいけないわ。でも,日によってはもう内側に入っているものをたっぷり膨らませて,何にでも触れさせるという日もなくちゃいけないわ。そして体の中で感じるのよ。ときには,ゆっくり時間をかけてそうなるのを待ってやらないと,いろんな知識がむやみに積み重なって,体の中でガタガタさわぎだすでしょうよ。そんな知識では,雑音をだすことはできても,それで本当にものを感ずることはできやしないのよ。中身はからっぽなのよ。」
雑音ばかりならしてないで,たまには美しい音を出したいものだ。(1999年9月)
クリストファーの魔法の旅
著者:
更新日:2007/08/17(Fri) 23:09 / [ 修正]
クリストファーの魔法の旅―大魔法使いクレストマンシー
クリストファーの魔法の旅―大魔法使いクレストマンシー

著:ダイアナ・ウィン ジョーンズ|出版社:徳間書店|発売日:2001/10|単行本|4198614350|


「大魔法使いクレストマンシー」シリーズの2作目。
全作「魔法使いは誰だ」は、強力かつ個性的なキャラが目白押しだったが、今回は登場人物もそれほど多くはなく読みやすい。
 本の表紙に書かれているあらすじは、あまりにも細かく書かれていて興をそぐので、できればあらすじを読まずに本書の世界に触れて欲しい。同様に後書き後のシリーズのあらすじも読まないことをオススメします。

 さて、本書の主人公クリストファーは、幼い頃から不思議な夢を見ていた。クリストファーは学校にもいっていなかったのでそれを特別なことだとは思わなかったが、実は特異な才能の持ち主であることがわかる。
 両親にあまり愛されていなかったクリストファーは、叔父になつき叔父のためにある危険な実験に参加する。クリストファーは、何度も命の危機に遭いながらも叔父のためにひたすら実験に協力する。その実験が自分の運命を決定付けてしまうのも知らずに…


 ダイアナの描くキャラは、とにかく性格がぶっとび!なのでとにかく面白い。是非読んでみてください。
オレンジ党と黒い釜
著者:
更新日:2007/08/18(Sat) 10:15 / [ 修正]
オレンジ党と黒い釜 (fukkan.com)
オレンジ党と黒い釜 (fukkan.com)

著:天沢 退二郎|出版社:ブッキング|発売日:2004/10|単行本|4835441311|

三部作「三つの魔法」の第一の部分である。
母親を早くになくし、父親と二人暮らしだったルミは、六方小学校に転校する。
引越し初日から、庭の石の下から変な話し声が聞こえたり、怪しい先生がいたりと何だか穏やかではない。
そして、休日。ピクニックの途中、いなくなったままルミの父親は行方不明となった。あやかしに襲われ逃げているところをエルザたちにに救われたルミはオレンジ党の仲間になる。「とき老人」オレンジ等の仲間の母親がみな死んでいること、黒い魔法が閉じ込められた黒い釜探し、父親探し、怪しい先生。。。
ルミたちオレンジ党の冒険が始まる。
とにかく、こんな本が日本の児童文学にあったんだねーという驚き。今から22年前も前に。設定が死にまつわる部分が多い。なんせ、オレンジ党のメンバーの母親は「悪い魔法」のいけにえみたいに死んでいる。ルミにいたっては父親が失踪してしまって一人暮らし。食べられる野草などでけなげに父親を待ち、探している。でもあまり悲壮感はなく、からりとしている。
閉じ込められた黒い魔法が漏れ出してきているので閉じ込めた「黒い釜」を探して浄化しようという作戦。地下の抜け道や怪しい工場など仕掛けももりだくさん。とにかくおもしろい!再版してほしい。そしたら絶対買う!
オレンジ党、海へ
著者:
更新日:2007/08/18(Sat) 11:44 / [ 修正]
オレンジ党、海へ (fukkan.com)
オレンジ党、海へ (fukkan.com)

著:天沢 退二郎|出版社:ブッキング|発売日:2004/12|単行本|4835441338|

ある日、「オレンジ党」のもとに救援を求める不思議な手紙が届いた。差出人は「鳥の王」とあり、“黒い魔法”から助けて欲しいのだという。しかし、時を同じくして、「鳥の王」に囚われているという「カモメ」と名のる者からも助けを求める手紙が届く。はたして、どちらが真実なのか?“黒い魔法”の罠かもしれないと思いつつ、「オレンジ党」の少年少女は「鳥の王」が住むという「八ツ岡」へ向かうことに。そこに待ち受けているのは…?日本が生んだファンタジー文学の傑作、待望の復刊。
三部作「三つの魔法」の第三の部分。図書館でリクエストしたのだが、これと一巻「オレンジ党と黒い釜」、「光車よ、まわれ!」が先にきてしまったので、第二部「魔の沼」は読んでいない。それでもじゅうぶん楽しめた。メンバーはオレンジ党が中心だが外れてしまった子もいる。第三部は学校にできた泉の幻影から始まる。

ルミたちオレンジ党一員は「鳥の王」から手紙を預かったという吉田四郎と出会う。そして新しい冒険が始まる。今回も内容盛りだくさんだ。「夢師」「ときの樹」霊柩車、炭袋、「鳥の書」「黒い太陽」などなど。あいかわらず、怪しい先生の横やりや、魔法。疑惑や罠。
夢にとらわれてしまったままかえらないルミを助けに行く京志。そして最後には。。

これも絶品!!
日本土着のファンタジーという感が強いが現代的な部分も多々あり、不思議な魅力となっている。今でも十分通用する珠玉の名品。手元においておきたいー。
アブダラと空飛ぶ絨毯
著者:
更新日:2007/08/17(Fri) 23:15 / [ 修正]
アブダラと空飛ぶ絨毯―ハウルの動く城〈2〉
アブダラと空飛ぶ絨毯―ハウルの動く城〈2〉

著:ダイアナ・ウィン ジョーンズ , 他|出版社:徳間書店|発売日:1997/08|単行本|4198607516

「魔法使いハウルと火の悪魔」の姉妹編

夢ばっかり見ているアブダラが、ひょんなことから手に入れた空飛ぶ絨毯。この絨毯、へんな呪文(?)で動き出す。壁なんかもすいっとすり抜けてしまう便利物。その絨毯に<夜咲花>姫の元へ連れていかれたアブダラ。姫は男といったら○ゲ頭の父親しか知らないという箱入り娘でアブダラは姫のために数百枚の男性の人相画を見せたりと苦労するところがおもしろい。
前作「魔法使いハウルと火の悪魔」のソフィーや、ハウルも途中から加わってどんどん物語がおもしろくなってくる。
<夜咲花>姫も、ただ助けを待っている女性ではなくて、自分をさらった相手を詰問したりするとっても芯の強い女性。
ジョーンズの物語にはやっぱり、ただただ泣いているだけのヒロインは出てこない。
こちらもやっぱりロマンスが・・
子どもよりもおとなの女性の方が楽しめると思います。


アースヘイブン物語
著者:
更新日:2007/08/18(Sat) 09:15 / [ 修正]
アースヘイブン物語―ナタリーと魔法の呪文
アースヘイブン物語―ナタリーと魔法の呪文

著:キャサリン ロバーツ|出版社:角川書店|発売日:2002/03|単行本|4047914096|

いつも内気で冴えないナタリー。だが彼女は、アースヘイヴンという不思議な世界の魔法使いである母親の力を受け継いでいた! 悪の呪い師ホークの計画を阻止するため、ナタリーと仲間たちは立ち上がる。ファンタジー物語。
設定が実に独創的でおもしろい。まず巻等に”アースヘイブン”の世界を説明する設定一覧みたいなものがある。それによると,

<アースヘイブン>

 魔法界。人間界のパラレルワールド。現代テクノロジーに存在を脅かされている生き物にとっては聖地といえる。テクノロジー防御スペルによって守られており,スペル卿だけが開くことのできる出入り口を使って行き来できる。(後略)

<ファミリア>

 スペル使いの親友。味方。通常は動物。

などなど,設定がもりだくさんで楽しい。本書では「魔法使い」というのは侮辱にあたり,「スペル使い」が正しいらしい。


せっかくの魅力的なアースヘイブンの世界の描写が物足りないのと,一つの軸となっている親子関係がもう少し書ききれていないのが残念だが,それでも楽しめた。著者の作品は初読だったが,ちょっと注目したい作家になりました。
2002.12.07 (土)
みどりの妖婆
著者:
更新日:2007/08/17(Fri) 21:59 / [ 修正]
みどりの妖婆
みどりの妖婆

著:スーザン・クーパー|出版社:評論社|発売日:1981/01|単行本|4566013014|

盗まれた聖杯を求めて訪れたコーンウォールで、ウィルとドル-家の3人。最初はぎこちなかった4人だが、ジェーンは次第にウィルに心を開くようになる。ジェーンは、コーンウォールで開かれる祭りで使われる「みどりの妖婆作り」に参加する。それは、女性だけで作られる特別な儀式でもある。「みどりの妖婆」は盗まれた聖杯を探すための重要なものだった。メリマン、ウィルを中心に聖杯をとり返すべく闇との戦いがはじまる。
「光の六つのしるし」は、ちょっとてこずったが、これはとてもおもしろかった。闇との戦いの場面で「荒魔法」というのが出てくる。その部分がおどろおどろしくて、イメージを思い浮かべるとこわいー。「ロジャー・トムズ!ロジャートムズ!」と叫びながら迫ってくる亡霊たち。うー。こわ。

2001-09-05
ふたりのアーサー〈1〉
著者:
更新日:2007/08/17(Fri) 22:05 / [ 修正]
ふたりのアーサー〈1〉予言の石
ふたりのアーサー〈1〉予言の石

著:ケビン クロスリー=ホランド|出版社:ソニーマガジンズ|発売日:2002/05|単行本|4789718182|

アーサーは13歳。中世のイングランドに住む。家は裕福で大勢の小作人を雇っている。アーサーは,小作人の娘ガティと仲がよく仕事を手伝ってやったり,横暴なガティの父親からかばおうとしたりする優しく正義感が強い少年だ。アーサーの兄サールは,そんなアーサーを軽蔑し意地悪をする。アーサーは早く騎士見習になりたいと思っているが中々父親がうんといわない。読み書きを習い,弓の練習に励むアーサーにマーリンが黒い石を渡す。大事にしろと言って…黒い石はアーサーに物語るようになる・…
1巻が細かく100章!に分かれていて細切れの感じは否めない。逆に言うとアーサーの日記のような感じで日々の積み重ねの中でアーサーが感じていること,イングランド地方の生活習慣などが描かれていて興味深い。何故,黒い石がアーサー王物語を語るのか,その運命がアーサーと重なる部分があるのは何故なのか,マーリンとこちらの世界のアーサーはどんな役割があるのか。1巻は謎を呈して終わったという感じ。感想は..まだ何とも言えない。二巻を読んでみないと…
とび丸竜の案内人
著者:
更新日:2007/08/18(Sat) 12:34 / [ 修正]
とび丸竜の案内人―時間をとんだ竜と女の子の冒険 (偕成社ワンダーランド)
とび丸竜の案内人―時間をとんだ竜と女の子の冒険 (偕成社ワンダーランド)

著:柏葉 幸子|出版社:偕成社|発売日:1988/06|単行本|4035400106|

竜の世界から、失われた〈秋の太陽〉をさがしにやってきたとび丸竜。その案内人に、選ばれた理子は、とび丸竜と力をあわせて、時間と空間をとび、冒険の旅にでる。
児島なおみさんの絵が昔から好きだ。この本もイラストで選んだ。作者はベテランらしくうまいと思う。サラリと読めてしまうというか。
理子は、とてもくいしんぼう。秋にしか食べてはいけないといわれた「マルメ」を冷凍庫で保存し夏に食べようとする。すると、そこにドラゴンがあらわれて・・
4つの太陽の設定がおもしろい。全編通じてくいしんぼうがポイントになっているので、何だかおいしそうな月や星たちなのだ。
しかし、世界がちょっと小さい感じがしてもったいない。
肩がこらずに、くすりと読める本。
しろいくまとくすのき
著者:
更新日:2007/08/18(Sat) 12:38 / [ 修正]
しろいくまとくすのき
しろいくまとくすのき

著:川島 誠 , 他|出版社:文溪堂|発売日:1996/12|単行本|4894231662|

森にはしろいくまがいた。しろいくまだったので,親から捨てられてしまった。しろいくまといっしょにいるのは,くすのきだけ。しろいくまが,くすのきの森をでていくとき,くすのきは,じっとみていた。くまのせなかが,森のところどころに残っている雪と,くべつがつかなくなるまで。

しろいくまは,クマの社会へ行くのだけれど最初は,色が違うので仲間外しに遭う。くすのきは,結末がわかっていたのではないか。それでも送り出さなければならない,それはなんだか母親の気持ちとあいまっているようで切ない。友達を引き裂く戦争・・とても悲しい。切ない,切ないお話。(1999/10/02)
こわれた腕環
著者:
更新日:2007/08/17(Fri) 23:34 / [ 修正]
ゲド戦記 (2)
ゲド戦記 (2)

著:アーシュラ・K. ル・グウィン , 他|出版社:岩波書店|発売日:1999/10|単行本(ソフトカバー)|4000264621|

竜王の誉れ高い勇者として、また知恵深い魔法使いとして成長した青年・ゲドは、平和をもたらす不思議な腕環を求めて旅し、暗黒の地下で迷宮を守る巫女の少女と出会う。再刊。
アチュアンの墓所で,「名なき者」たちに使える巫女として育てられたアルハ。母親のこともテナーという本当の名前も全て奪われ,「永遠に生まれ変わる巫女」となったのだ。しかし,神とは名ばかりで最近では神殿に訪れる者も少ない。 アルハは成長し,神殿の地下にある迷宮に入ることを許される。そして,そこでゲドと出会う。

「影とのたたかい」でも「名」はとても重要な役を果たしたが,ここでも「名なき」神,奪われる名前,喰らわれし者と,名前がポイントとなりそうだ。思い出も名前も奪われた少女が真っ暗な迷宮を一歩一歩手探りで,何年もかけて探っていく。そうして,ゲドの光をその真っ暗な世界で見つける。そして・・・

うーん,何度読んでもすばらしいよ。今回は「物語コレクション」の方,つまりYA向けの方を読みました。ルビがなくて,すごく読みやすかった。
きみに会いたい―I Miss You
著者:
更新日:2007/08/18(Sat) 18:43 / [ 修正]
きみに会いたい―I Miss You
きみに会いたい―I Miss You

著:芝田 勝茂 , 他|出版社:あかね書房|発売日:1995/03|単行本|4251066529|

金色の夕暮れ。涙が出そうになるのはどうして?だれもわかってくれない。

こんな気持ちにだれも気づかない。わたしの心に語りかけてくるのは,だれ?なんの目的があるの?(扉裏より)
一種の恋物語なのかな?
人の心を読むことができる「わたし」と同じ力を持つ「少年」との出会い。少年は執拗に少女をさがす。切ない気持ちが伝わってくる。挿絵がまたよくて、物語にぴったりあっている。

この物語では担任の先生が助言を与える役としていい感じ。

(1999年9月)
おばあちゃんはハーレーにのって
著者:
更新日:2007/08/18(Sat) 21:18 / [ 修正]
おばあちゃんはハーレーにのって
おばあちゃんはハーレーにのって

著:ニーナ ボーデン|出版社:偕成社|発売日:2002/06|単行本|4037266806|

ハーレーでブイブイ飛ばすのってサイコーだけど、それがあたしのおばあちゃんなんだ…。祖母と暮らしていたキャットに両親との同居の話が持ち上がる。ゆれ動くキャットの心を繊細に、そして共感とユーモアをもって綴る。

キャットの両親は俳優見習いみたいなことをしていて,不規則な生活のため,キャットをおばあちゃん「プタ」に預ける。キャットは,ハーレーをぶっとばすおばあちゃんのことを「普通じゃないからちょっと嫌」なんだけど大好き。キャットは,学校で数人のいじめっ子に目をつけられている。髪の毛に火を!つけられたことがあるくらい。それでも友達が助けてくれるのでがんばっている。ところが,そんな風にプタと暮らしているキャットの気も知らず,「そろそろ同居したいわ」なんて言ってくる両親が許せない。そこで・・・

イギリスでは「弁護士は子どものいい分も聞かなくてはならない」という法律があるそうで,キャットは親友のロージーと弁護士を雇うんです。そのあたりもおもしろいんだけど,なんと言ってもおばあちゃん「プタ」がかっこいい!キャットとの愛情もしっとりと書かれていて,最後はじんわり・・・ああ,うまく書けないのが残念だけど私的にはとてもオススメ!
いとしのドリー
著者:風野 潮
更新日:2007/08/18(Sat) 20:59 / [ 修正]
いとしのドリー
いとしのドリー

著:風野 潮 , 他|出版社:岩崎書店|発売日:2003/01|単行本|4265041531|

ある日とつぜん、死んだ父さんの携帯電話が鳴った。相手は父さんの弟だという。なにやらワケがありそうなので、約束の待ち合わせの場所へ行ってみたところ、そのおじさんと青い目の美少女ドリーがあらわれた。このふたりに出会ったおかげで、ぼくは正体不明の黒服軍団との追いつ追われつの闘いにまきこまれることになった。クローン人間をめぐる近未来サスペンス。
NETお友達白井さんが挿絵を書かれた本。書名しか伺っていなかったので,サスペンスだとは思いませんでしたよ。太陽の塔が効果的。私は見たことないので今度見てみたいなあ。クローン人間という実にタイムリーな問題をとりあげて,子どもにも分かりやすいんじゃないかな。最近のニュースなどを思い出したり,某漫画を思い出したりして考えちゃいました。

それにしても白井さんの絵は素敵!最絵が多かったわあ。白井さんのお得意。活劇部分もちゃあんと入ってるし。
True Enough
著者:Lauren Brooke
更新日:2007/09/22(Sat) 19:23 / [ 修正]
True Enough (Heartland (Scholastic Paperback))
True Enough (Heartland (Scholastic Paperback))

著:Lauren Brooke|出版社:Scholastic Paperbacks|発売日:2003/03/01|ペーパーバック|0439339677|

When Ashley Grant appears at Heartland unannounced, Amy is immediately suspicious. Ashley has never been friendly -- she hasn't even been close to nice. Considering their history, Amy is intrigued when Ashley begs her to help train an expensive jumper purchased by Ashley's mom. Amy had noticed Ashley and Bright Magic at the last show. The horse exhibited amazing talent - despite its obvious agitation with its overbearing tack and Ashley's aggressive riding. Always thinking of the horse first, Amy promises to help out, and she finds herself entrenched in a family drama richer than her own.

これまで敵役として(笑)書かれていたAshleyですが,ようやく彼女の人物像についても書かれるようになりましたね。マットが付き合うくらいですから,いろいろな面を持っている女の子なのだろうとは思っていましたが…
この頃の子どもって,視点を変えて人を見ると言うことができないので辛いのですよね。Amyも,Ashleyとの関係によってさらに成長するのでしょう。
The Horse and His Boy
著者:
更新日:2007/08/17(Fri) 16:59 / [ 修正]
The Horse and His Boy (Chronicles of Narnia 3)
The Horse and His Boy (Chronicles of Narnia 3)

著:C. S. Lewis|出版社:Harpercollins Childrens Books|発売日:1994/08|ペーパーバック|0064471063|

Calormen国の漁師の養子Shastaは、奴隷に売られることを知り、物言う馬BreeとともにNarniaめざして逃げ出す。逃げる途中で,同じく物言う馬Hwinと供に逃走しているAravisという少女と出会う。一緒に北をNarniaを目指す一行は途中で、Narniaを不意打ちしようとする強国Calormenの計略を知り、先を急ぐが…。
大昔に翻訳を読んだきりなので,こんな話だったのかと驚きながら読んだ。
Calormenの王子RabadashのSusanに対する執着がこわいー。
"I must have her.
I shall die if I do not get her--false,proud,black-hearted daughter of a dog that she is!
I can not sleep and my food has no savour and my eyes are darkened because of her beauty.
I must have the barbarian queen."
ですもんねー。犬の娘ですよー。おまけに,嫁にしたら躾けてやるとか,Edmundを殺して,Susanを誘拐したいとか。。こわーい。今で言うストーカータイプ?

物言う馬よりも何よりもRabadashの印象が強烈でした。ラストもね。
***用語
# Calormen 国名
# Shasta 主人公。Arsheeshの養い子だが,それを知らなかった。
# Arsheesh Shastaの育ての父。Tarkaan Anradinにシャスタを売ろうとする。
# Bree Narniaから誘拐されていた物言う馬。
# Tarkaan Calormenの貴族男性
# Hwin 物言う馬 雌。
# Aravis Tarkheena。無理やり結婚させられそうになり,Hwinとともに逃げ出す。
# Tarkheena Calormenの貴族女性
# Ahoshta Aravisの婚約者。カロールメン国の総理大臣
# Rabadash Susanを花嫁(奴隷とも言う)にしようとする偏執狂
# Susan
# Edmund
# Lucy
# Arkanland ナルニアの隣国
# Corin Arkanlandの王子 シャスタにそっくり
# Lasaraleen Aravisの友人
# Tisroc Calormenの王
# Tashbaan Calormenの首都

The Ghost Drum
著者:Susan Price
更新日:2007/08/17(Fri) 11:13 / [ 修正]
The Ghost Drum
The Ghost Drum

著:Susan Price|出版社:Faber and Faber|発売日:1990/07/20|ペーパーバック|0571153402|

黄金の鎖で木につながれた猫が語る魔法の物語。不思議な太鼓,ゴースト・ドラムのことばを解し,ニワトリの足を持つ家に住む,若い女魔法使いチンギスが,ある日叫びを聞きつけた。叫んでいたのは,皇子サファ。生まれて以来,塔の小部屋に閉じ込められていた。死の匂いがいたるところでし,理不尽な死に恐れおののく人々。暗くて重くてどんよりとした世界で唯一光を放つ魔法使い。しかしその魔法使いチンギスでさえ不死ではなく,死んでしまう。残されたサファは・・・・
荒涼とした北の国を舞台にくり広げられる,荒々しい魔法の物語。1987年,イギリス・カーネギー賞受賞作。
児童書ではあるけれど甘みの一切ない物語だった。おもしろいなあと思ったのは,魔法使いの家が「何か」の足の上に建っていること。たとえばチンギスは,師匠から「ウロコの生えたニワトリの足」の上に立つ家を譲ってもらうし,他には猫の足,犬の足なんかの生えた家もある。それらは,驚くべき速さで走り,用のないときには散歩もする!
さて,魔法について。
この物語の魔法は,とても納得のいくものでできている。「音楽と言葉」だ。
「言葉は,目を,耳を,鼻を,舌を,肌をあざむくことができる。音楽には言葉も文字もいらない。音楽とは心の中に住む,心の言葉であり,心は一瞬にして理解する。魔法使いが音楽に言葉をのせれば,心を持つもの全てを意のままにできるだろう。。」とは,チンギスに教える老婆の言葉。これらの魔法を磨くことは,下等な魔法から自らを守ることになるのだそうだ。これって,魔法でなくてもいえることだよね。
The Field Guide
著者:Holly Black
更新日:2007/08/17(Fri) 10:21 / [ 修正]
The Field Guide (Spiderwick Chronicles)
The Field Guide (Spiderwick Chronicles)

著:Holly Black , 他|出版社:Simon & Schuster (Juv)|発売日:2003/05|ハードカバー|0689859368|

『The Field Guide』は、ファンタジー小説「Spiderwick Chronicles」全5巻シリーズの第1弾。主人公は、グレイス家の3人の子どもたち。13歳の長女マロニーと9歳の双子の弟、ジャードとサイモンが、ビクトリア朝のお屋敷に引っ越したところから物語は始まる。壁からは、奇妙な音が聞こえ、マロニーがホウキでつつくと中からは…。 「Spiderwick Chronicles」シリーズは、全巻が、グレイス家の3人の子どもたちが著者へ宛てた手紙で始まり、個性的で夢のあるストーリーが続く。「妖精の国の手引書」を発見したり、朝目覚めたらベッドのヘッドボードに髪が結びつけられていたり、次から次へとおこる不思議な出来事にわくわくさせられ、読者は、ページをめくる手が止まらなくなってしまうだろう。
数ページごとにはさまれたペン画の挿絵は、コルデコット賞受賞作家トニー・ディターリッジによるもの。3人の子どもたちの表情、古ぼけたお屋敷や埃っぽい屋根裏部屋の挿画は、読者を物語の不思議な世界に誘い込むだけでなく、英語が母国語でない読者が物語を理解するのを助けてくれる効果がある。映画化も決まった、この新しいファンタジー・シリーズは、「ハリー・ポッター」の次に何を読むか迷っている世界中の読者の心をひきつけるだろう。(amazon:尾辻夏子)
いやあ,おもしろかった。どきどきしながらページをめくりました。「小人もの」が好きな方にはオススメです。屋敷の設定,次々に起こる事件など多少分からない単語が出てきてもガンガン読めます。私は全巻そろえてしまいますね。挿絵がまた素敵で,ツボでした。装丁は不幸本と同じ。凝ってます。
The Fairy-Tale Detectives
著者:
更新日:2007/08/17(Fri) 20:21 / [ 修正]


SabrinaとDaphneは両親が失踪して以来,1年以上も里親家庭を転々としていた。しかし祖母だと言う女性が名乗り出て,二人はRelda Grimmの元へ連れて行かれる。Sabrinaは妹を守るために,泣いてはいけない,強くなくてはいけないと信じるあまり,中々Reldaのことを信用することができない。おまけにReldaは,正気とは思えないのだ。

実はReldaはグリム兄弟の子孫で,Everafters(妖精や人間でないものたち)に関る契約で,グリム家の者の一人は今住んでいる地を離れることができないのだと祖母はいう。そしてEverafters関連の探偵のようなことをしていると。姉妹の両親はそういう運命を娘に与えなくなくてこの地を逃げ出したのだと。
Sisters Grimmの第1巻。
登場人物 Sabrina Grimm 12歳
     Daphne Grimm 7歳
     Relda Grimm  SabrinaとDaphneの祖母
     Mr.Canis  Reldaの友人兼同居人

実はReldaはグリム兄弟の子孫で,Everafters(妖精や人間でないものたち)に関る契約で,グリム家の者の一人は今住んでいる地を離れることができないのだと祖母はいう。そしてEverafters関連の探偵のようなことをしていると。姉妹の両親はそういう運命を娘に与えなくなくてこの地を逃げ出したのだと。
昔話の有名人がぞろぞろ出てきます。白雪姫にグリンダ,三匹の子豚に悪い狼,エクスカリバーなどなどなどなど。今回の中心はジャックと豆の木。それにグリム姉妹の祖母の誘拐劇,両親失踪の謎などが絡めてあります。気軽に読めるファンタジーでした。 4巻まで出ているようです。全巻読んでみることにします


難しい単語が少なくて読みやすい本です。途中Sabrinaが妹のDaphneに難しい単語の説明をしていて3つくらい新しい単語を覚えました。巻末には読書会のポイントなども書いてあります。
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