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陰陽ノ京〈巻の3〉
著者:
更新日:2007/08/18(Sat) 20:27 / [ 修正]
陰陽ノ京〈巻の3〉
陰陽ノ京〈巻の3〉

著:渡瀬 草一郎|出版社:メディアワークス|発売日:2002/05|文庫|4840220980|

3年前に封じた化け百足が,長雨で蘇る。百足は龍神を好んで食らう。陰陽寮と保胤が動く。
今回は鷹晃が鍵。龍神を好んで食べる化け百足も元は人間の怨が生み出したものと知り,またもや悩む保胤さん。本当に彼は優しくそしてよく悩むね。でも今回清明もまた顔には出さずとも悩んでいることが分かる。人間の業というのは本当に….
これも好きでした。
陰陽ノ京〈巻の2〉
著者:
更新日:2007/08/18(Sat) 20:25 / [ 修正]
陰陽ノ京〈巻の2〉 (電撃文庫)
陰陽ノ京〈巻の2〉 (電撃文庫)

著:渡瀬 草一郎|出版社:メディアワークス|発売日:2002/02|文庫|4840220336|

人の命は、二つの要素――魂≠ニ、魄≠ゥら成り立つ。そして人が死んだ時、魂魄は魂≠ニ魄≠ノ分離し、魂は天へ、魄は地へ還る、と言う。 今、一人の悪名高い貴族が倒れた。知らせを聞いて駆けつけた安倍晴明の息子――吉平は、その貴族の魂魄のうち魄≠ェ失われていることに気づく。何がその貴族の身に生じたのか。魄≠フ筋を手繰っていくうちに現れたのは父である晴明とそして陰陽寮にまつわる十一年前の因縁だった……。
文句なしにおもしろかった。1巻同様に読後感がいい。イラストの方が変わられたので,ちょっと違和感ありましたが。まあなれました。
外法師の千早が今回の鍵。
未読の方は是非!
陰陽ノ京
著者:
更新日:2007/08/18(Sat) 20:23 / [ 修正]
陰陽ノ京 (電撃文庫)
陰陽ノ京 (電撃文庫)

著:渡瀬 草一郎|出版社:メディアワークス|発売日:2001/02|文庫|4840217408|

時は平安。保胤は「呪い」を行なっている女を封じる。女は鬼と化していた。保胤は安倍晴明の依頼に応じて龍に転じるという外法師の素性を調べ始める。
保胤,清明,吉平,保胤の教え子時継…魅力的な登場人物が生き生きと動き回る。 第七回電撃ゲーム小説大賞「金賞」受賞作。
ゆめのみなとさんの感想を読んで読みたくなった本。いやあ,好みの物語でした。ド!つぼでしたね。
何しろ登場人物がいいです。糸目の主人公保胤。小太りの中年清明。清明の息子吉平。出てくる人がみんな癖があるけど本質的にいいヤツばっかりで何となくあったかい「陰陽師」物なんですよ。物語も色々な伏線があって,それがきちんと収束されてる。最後も救われる終わり方だし,とっても好きでした。
1巻しか近所の書店になくて,5件回って2,3巻も揃えました。今読んでますが益々いい感じ。
異次元創世記―赤竜の書
著者:
更新日:2007/08/18(Sat) 14:02 / [ 修正]
異次元創世記―赤竜の書
異次元創世記―赤竜の書

著:妹尾 ゆふ子|出版社:角川書店|発売日:1995/05|文庫|4044164010|

天地創造の遙かむかし、竜たちが悠々と暮らす世界に、言葉を自在に操る部族がやってきた。彼らは天空を、大地を、岩を創り、竜たちが闊歩していた世界とは相容れぬものを造り上げて去っていった。竜たちは息を潜め、もう姿を現すことはなかった―。竜使いの末裔ジェンと、言葉を操る部族の使者イーファルが出会ったとき、秩序は変転し封印は切って開かれた。スニーカー初登場、渾身の異次元創世譚。
「真世の王」の前部にあたる物語。ジェン,ウルバン,フィアラス,そしてウルバンの馬「ゾハン」など「真世の王」ファンなら覚えのある登場人物が・・・!この物語ではジェンが主人公となっていて「真世の王」でも少し触れられるあの部分の物語です。文庫259ページということで,妹尾さん独特の世界観は「真世の王」ほどには濃厚ではありませんが,確かにあの世界の匂いがします。これは是非復刊希望!ですね。
赤竜の書復刊願い。「真世の王」ファンは是非復刊を希望しましょう。
闇待ちの大陸
著者:
更新日:2007/08/18(Sat) 12:54 / [ 修正]
闇待ちの大陸―月光界シリーズ 7
闇待ちの大陸―月光界シリーズ 7

著:麻城 ゆう|出版社:角川書店|発売日:1994/04|文庫|4044128103|

事故死した最愛の恋人・里見涼也を甦らせようと、闇の指輪と共に月光界にやってきた平坂桃子。彼を甦らせるためには、闇の魔道を使わなければならないのだ。が、この「闇待ちの大陸」には闇が訪れない。なぜ。闇の行方を捜そうと、桃子、サワト、シャルトリューは霊山『闇標』へと向っていた。大人気「月光界シリーズ」書下し第8巻、堂々のシリーズ完結。
T書房倒産の後,どうなったのだろうと思っていた本。スニーカー文庫で完結していたのね。知らなかった。間抜けだわ。
イラストが道原かつみさんではないので,ちょっと違和感ありましたが物語りは堪能いたしました。ティッチにも会えたし。これで3人の親友がそれぞれに魔道の指輪を持って月光界へ集まったわけね。それぞれに王となって。
闇の戦い
著者:
更新日:2007/08/17(Fri) 21:33 / [ 修正]
闇の戦い
闇の戦い

著:バーバラ ハンブリー|出版社:早川書房|発売日:1990/08|文庫|4150201412|

女子大生ジルは夜ごと悪夢にうなされていた。暗黒の生き物に追われて逃げまどう人々。この見知らぬ都市に繰り広げられる惨事こそ、まさに阿鼻地獄そのものだった。一抹の不安を覚えながらも、夢は夢とたかをくくっていたジルに、ある晩意外なことが起きた。ふと目覚めると夢の中の魔法使いが目の前にいるではないか。しかも、ジルにダーレ家の王子をかくまってほしいというのだ。事情がわからぬまま隠れ家を提供したジル、そしてそこにふとしたことで立ち寄った不良青年ルーディは、いつしか異世界の恐るべき死闘に巻きこまれていった…。
一気に読ませるおもしろさ。とにかく魔法使いが魅力的。そして女性が強い!王妃はたおやかながら芯が強いし,ジルはなんと衛兵になってしまう。この後の展開が楽しみだ。即2巻へ突入!(2000/02/14)
闇の守り人
著者:
更新日:2007/08/18(Sat) 20:12 / [ 修正]
闇の守り人
闇の守り人

著:上橋 菜穂子 , 他|出版社:偕成社|発売日:1999/01|単行本|4035402109|

女用心棒のバルサは久しぶりに生まれ故郷のカンバル王国にもどる。幼い日、カンバル王に父を殺されたバルサは父の親友ジグロに助けられ、生まれ故郷をあとにしたのだった。しかし、ジグロはそのため汚名を着ることになった。バルサはジグロの汚名を命がけで晴らそうとする。野間児童文学賞、産経児童文化賞受賞の『精霊の守り人』の姉妹編。
女用心棒バルサ。
バルサの生い立ちが明らかになるのが本書。

幼い日にカンバル国王に父を殺されたバルサは、父の親友ジグロに助けられ生まれ故郷を後にする。しかいs、そのためにジグロは汚名を着せられ異郷の地で命果てた。
バルサは、過去と対決し、ジグロの汚名を晴らすため生まれ故郷のカンバル王国へ入る。
そこで待っていたのは、新たな陰謀だった。

ジグロや父親の思い、そしてそれに思いをはせるバルサが切ない。
子を育てる親は、自分を犠牲にするところがある。父の親友だというだけでその犠牲を強いられたジグロに負い目を抱くバルサが解放されるのは、山の闇の中でしかありえなかった。・・山の民やティティ・ランなどの生き物も魅力的。
これも児童文学だけど大人向け
2001-04-30
闇にひそむ影
著者:
更新日:2007/08/17(Fri) 21:39 / [ 修正]
闇にひそむ影
闇にひそむ影

著:ジョン ベレアーズ|出版社:アーティストハウス|発売日:2001/08|単行本|4901142615|

「壁のなかの時計」に続くルイスと魔法使い協会2作目。

いつものようにいじめられた帰り、ルイスは「もっと強かったらいいのに」と思った。大事な帽子をいじめっこにとられてしまったのだ。おまけに親友のローズ・リタが、いじめっこに勇敢に立ち向かってくれたのに、ルイスは置き去りにして逃げてしまったのだ。
もう、この辺はイライラしてイライラして。。ルイスって本当に弱虫。まるでのび太みたいなのだよ。強くなろうと思ってちょっとダイエットやトレーニングに取り組んだりするのだけど続かず・・(この辺は同じなので同情しちゃう)
結局、また人頼み。お守りのコインが「強くしてくれたらいいのに。いじめられなくなったらいいのに。」と願ってしまう。
そして、つい呪文をかけてしまうのだ。そしたら、なんとそのお守りのコインはとんでもないもので…

この後はゴシック・ファンタジーの名手(ということだが、他の作品は未読)という作者の、徐々に迫ってくる恐怖(でも、子供向けね)の書き方がうまい。徐々に…っていうところが恐いんだよね。

ストンと愉しめるお話。ローズ・リタがいいです。ツィマーマン夫人も。次回作はこの2人のお話らしいので、楽しみ。
2001-08-17
ローワンと伝説の水晶
著者:
更新日:2007/08/18(Sat) 09:22 / [ 修正]
ローワンと伝説の水晶 (リンの谷のローワン)
ローワンと伝説の水晶 (リンの谷のローワン)

著:エミリー ロッダ|出版社:あすなろ書房|発売日:2002/01|単行本|4751521136|

水晶の守り手を選ぶため、ローワンたちは海の民マリスの村へ。だが待ちうけていたのは…。意外な結末に向けて物語は一気に進んでいくスリリングなミステリー・ファンタジー。
今回は水辺の民マリスにかかわる冒険。
ローワンの家系が水辺の民マリスたちにとって大きな役割を持つ家筋だったことが判明する。ローワンは,母ジラーとともにマリスの水晶の元へ急ぐ。

ローワンは実はマリス3氏族の<水晶の司>を選ぶ選任役の血筋で,その選任役は命の危険を伴うものだったことがわかる。母ジラーが毒を盛られ,ローワンは母を救うために三度冒険をする。
ローワンと黄金の谷の謎
著者:
更新日:2007/08/18(Sat) 09:24 / [ 修正]
ローワンと黄金の谷の謎 (リンの谷のローワン)
ローワンと黄金の谷の謎 (リンの谷のローワン)

著:エミリー ロッダ|出版社:あすなろ書房|発売日:2001/07|単行本|4751521128|

「リンの谷のローワン」シリーズの2作目。
前回の冒険でローワンは村の英雄となったが、体が急に大きくなったり、急に性格が変わるわけでもなく、やはり以前と同じバクシャーの世話係だった。ローワンは、相変わらず引っ込み思案で怖がりで、英雄と言われるたびに居心地の悪い思いをするのだった。でも、ローワンは勇気とは何かを知り、以前のように村の中で孤独を感じることはなくなっていた。
しかし、またもローワンは冒険に出かけることになる。
村を襲ったひそかな敵に、村人は全員眠ってしまい死を待つだけになってしまったからだ。アランとローワンだけが、辛うじてその敵から逃れることができ、へ救いを求める。から情報を仕入れたアランとローワンは伝説のに、その敵を倒すかぎがあると考え、出かけることにする。今回の冒険の同行者は ?
ローワンとゼバックの黒い影
著者:
更新日:2007/08/18(Sat) 09:26 / [ 修正]
ローワンとゼバックの黒い影
ローワンとゼバックの黒い影

著:エミリー・ロッダ , 他|出版社:あすなろ書房|発売日:2002/12|単行本|4751521144|

怪鳥にさらわれた妹アナドを助けるために、ローワンは宿敵ゼバックの地へ。予測のつかない道のりの果てには、思いもかけない物語が…。300年ものあいだ封印されていたリンの歴史の謎が、いま明かされる! シリーズ第4弾。
今回も"半端者"が冒険に出る。目指すはゼバックの都。ゼバックにたどり着くまでに,シバからもらった詩をヒントに冒険を進めていくローワン。冒険の中で,また少しずつ成長していく。正直,いつもと同じパターンではあるのだが,設定や,謎解きがうまく配置されていて,愉しめた。イシュキンとかグラッグといった新しい生き物も登場します。今回は”シバ”が結構ポイント!

展開では,ゼバックとリンの谷の人々との戦いの歴史が明らかになりますよ。
2002.12.24 (火)
レベル21―アンジュさんの不思議(マジカル)ショップ
著者:
更新日:2007/08/18(Sat) 13:52 / [ 修正]
レベル21―アンジュさんの不思議(マジカル)ショップ
レベル21―アンジュさんの不思議(マジカル)ショップ

著:さとう まきこ , 他|出版社:理論社|発売日:1992/03|単行本|4652004788|

内容(「BOOK」データベースより)
宇宙につながる私たちの生命。遠い昔から、何度も何度も私たちは生まれ変わってきた。少女は、いま、失われた記憶を求め、ほんとうの自分に出会うために、レベル21の扉をひらく―。
見返しのあらすじが,どこかで見たような・・気になったので購入してみた。

銀のスプーン。水晶玉。ビスクドール。つながっていない電話。

魅力的な道具仕立てで楽しませるが,キッチンドランカーの母,崩壊しかけた家族,中学受験,子を失った母なども登場し,甘いだけの物語ではない。波津あきこさんの「雨柳堂」ものが好きな方には楽しめるのでは。(2000/02/15)
レディ・ガンナーの冒険
著者:
更新日:2007/08/18(Sat) 12:40 / [ 修正]
レディ・ガンナーの冒険 (角川スニーカー文庫)
レディ・ガンナーの冒険 (角川スニーカー文庫)

著:茅田 砂胡|出版社:角川書店|発売日:2000/04|文庫|404423101X|

「お嬢さま、もう無理です!追いつかれます」「大丈夫よ。みなさんがついているじゃないの」ウインスロウ家の娘、キャサリンは、ここに至って、ようやく用心棒たちに声をかけた。ことの始まりは一通の手紙。隣国の幼なじみに危機が迫っていると聞いたキャサリンは、侍女ひとりと、風変わりな四人の用心棒を連れて旅立ったのだが…破天荒なお嬢さまと、動物の姿に変身できる不思議な人々が織りなす、ファンタスティック・ストーリー登場。
元気な元気なお嬢様と変身する人々のお話。
だーっと読めちゃいます。毛むくじゃらな人達ばかりでなくドラゴンなんかも出てきます。個人的に気に入ったのは「丹頂鶴」(!)の郵送便です。首に風呂敷巻いて優雅に配達してくれるんですよ。
でもって,人間型に変身するとちょっとハ○のおじちゃんだったりする。こういうところが茅田さんはおかしくてうまい。ツボに入ります。
楽しく読めるお話で続編も出ているらしいです。(2002.01.18読了)
ルチアさん
著者:
更新日:2007/08/18(Sat) 19:50 / [ 修正]
ルチアさん
ルチアさん

著:高楼 方子|出版社:フレーベル館|発売日:2003/05|単行本|4577026368|

新しくやってきたお手伝いさんの名はルチア。お屋敷のふたりの少女の目にだけ、なぜかルチアさんは光って見えるのです。そのなぞの答えを追い求めるふたりに…。謎が時間を超えて継がれていく風変わりなものがたり。
「たそがれ屋敷」というこの世とは少し隔絶しているようなお屋敷。いいつけをよく守り,静かに遊ぶことしかしらない姉妹。遠い国にいて戻ってこない父親。かげのようにユラユラ儚げな母。何だかぼーっとした日常に突然現れた水色に光る新しいお手伝いのルチアさん。色彩がばあーっと広がり一気に目が覚める。そこからの謎解きは実に不思議で美しく,ああ高楼さんだと思う。

「ここ」と「どこか」。忘れていた何かを思い出す本。大人こそ分かる本かもしれない。
出久根さんの絵が実に物語の雰囲気に合っていてとてもいい。
リトル・カントリー
著者:チャールズ・デ・リント
更新日:2007/08/17(Fri) 10:32 / [ 修正]
リトル・カントリー (上)
リトル・カントリー (上)

著:チャールズ・デ・リント , 他|出版社:東京創元社|発売日:1993/05|文庫|4488557015|


リトル・カントリー (下)
リトル・カントリー (下)

著:チャールズ・デ・リント , 他|出版社:東京創元社|発売日:1993/05|文庫|4488557023|

屋根裏部屋に隠されていた一冊の本。今は亡き天才ファンタジー作家ダンソーンの未発表作「リトル・カントリー」。著作権のページには「限定発行一部のみ」の文字が刻まれ、本に挟まれてた祖父宛ての手紙には謎めいたダンソーン本人のメッセージが。ジェーニーは、その小説を読み始めた。その後に巻き起こされる事件はまさに、そのとき目覚めたのだ。
NET古本屋で、ようやく下巻を手に入れめでたく読むことができた。こんな本が絶版だなんて!

ジェーニーの世界(多分、私達の世界)と「リトル・カントリー」の中の世界、二つの物語が交互に語られていく。二つの物語は絡まりそうで絡まず、交わりそうで交わらない。もちろん、最後にはうまくかみ合うのだけど。おまけに、「あちらの世界」も出てくるし、ストーンサークルも出てくるしで存分にファンタジー。現代と重なり合うもう1つの世界がちょっぴり出てくるところが私好み。メリングが好きな人にはお勧め!
ジェーニーは、伝承音楽演奏家でという設定で、ふんだんに音楽が出てくる。下巻の巻末にはチャールズ・デ・リント作の「ジェーニー・リトルの音楽から」なんて楽譜のおまけまでついている。
もちろん、謎の解明にはこの音楽が不可欠で重要な鍵にもなっている。
途中、「なんじゃこりゃ?」的な部分も出てくるが(ファンタジー作品にこんな部分が必要か?)…作者が男性だからかしら。うーむ。

チャールズ・デ・リントは今までにもジャッキーシリーズを2作読んでいて、とても好きな作家なのだが、この本もお気に入りに追加!作中のダンソーンが書いたとされる「かくれすむ人々」と「失われた音楽」も読みたいなあ。「かくれすむ人々」ですよ!そそるじゃないですか。
ラプソディ―血脈の子〈上〉
著者:
更新日:2007/08/17(Fri) 19:29 / [ 修正]
ラプソディ―血脈の子〈上〉
ラプソディ―血脈の子〈上〉

著:エリザベス ヘイドン|出版社:早川書房|発売日:2001/05|文庫|4150202885|

にぎわう港町。その美しさゆえに町の有力者に横恋慕され、肘鉄をくわせたラプソディは、かれの放った追っ手から逃げていた。見知らぬふたり連れの助けで難を逃れたものの、ふたりは返礼として彼女に旅の同道を求める。じつはラプソディは、歌声によって事物の性質をも変える「歌い手」としての訓練を終えたばかりだった。その能力に気づかれたのか?美しき「歌い手」の波瀾万丈の冒険を描くファンタジイ巨篇堂々開幕。
結構深い世界です。こういう展開になるとは思ってもみなかった。地下での描写がすごいです。暗く温かい地下の世界で一体どれくらいの間旅をしたのか。ここでのたびがその後の3人の人生に大きな影響を与えることになります。とはいえ,私だったら絶対ダメ。

世界の成り立ちに出てくる人名が結構たくさんあって,ちょっと頭こんがらがってます。グウィディオンとエミリーのあまりにも横暴な幕切れに「何でやー!!」とやりきれない思いです。これを解消するためには,上下巻で全6巻を読まねばならないのですね。
ラプソディ―血脈の子〈下〉
著者:
更新日:2007/08/17(Fri) 19:31 / [ 修正]
ラプソディ―血脈の子〈下〉
ラプソディ―血脈の子〈下〉

著:エリザベス ヘイドン|出版社:早川書房|発売日:2001/05|文庫|4150202893|

美貌の「歌い手」ラプソディを窮地から救ってくれたアクメドとグルンソル。じつはかれらは邪悪な火の精フドールの奴隷であり、混沌と征服を至上の喜びとするフドールに、地球の核に眠る大蛇を解きはなって地上を破壊せよと命じられていた。だが多数の無辜の命を奪うことになる任務に耐えられなかったふたりは、主人から逃亡中だったのだ。フドールの計画を覆そうと、かれらはラプソディとともに地中深くへと赴くが…。
長かった・・・。あまりにも長く辛い描写も多いので読んでいて段々疲れてしまった。でも,内容は文句なしに面白い。ラプソディの「歌い手」の力が発現するところは,本当に美しくうっとりしてしまうし,登場人物も個性的でいい。アクメドは,策略家で人を信じなくて一筋縄ではいかないし,グルンソルはあったかいんだけど人食い。ラプソディは,虐待されている子どもを見ると我慢ならないところがあり,女性として非常にこゆ間を持った。そんなラプソディの物語なら,きっと読後はさわやかなはず。彼女があまりにも自分の容姿に無頓着なのが不思議ではあるが,はっきりとした鏡もないわけだから仕方がないのかな。新しく出てきたジョー,アシェも気になるところ。
ラジオスター レストラン
著者:
更新日:2007/08/18(Sat) 13:42 / [ 修正]
ラジオスター レストラン
ラジオスター レストラン

著:寮 美千子|出版社:パロル舎|発売日:1996/12|単行本|4894190265|

高原列車の小さな駅『十一月の町』。ペルセウス座流星群が降りそそぐ『星祭り』の晩、少年ユーリとイオは、流れ星を数えに禁をおかして神聖な『ギガント山』へはいる。そこで出会ったのは、滅びたはずの古生物『牙虎』だった。追いかけるふたり。行きついたところは、謎の博士がいる電波天文台。ブリキの玩具のような旧式のロボットが、にこやかにユーリを出迎える。「ラジオスター・レストランへようこそ」と。電波天文台のほんとうの姿は? 謎の博士の正体は? 物質の記憶と輪廻転生をめぐる壮大なファンタジー。降りしきる時間のかけらのなかでくりひろげられるスピリチュアルな冒険。ぼくはかつて星だった、いつか恐竜だった。これは、いま生きているこの瞬間の自分と、未来の地球への、愛の物語だ。
異邦人、孤独、時間、波、夢、滅び去るもの、音楽、すべての存在への愛。
この物語を読んで感じた言葉。
なんと表現したらいいのだろう。この物語の感想を。溢れ出すイメージ。愛。
誰もが感じる宇宙、生命の誕生の神秘。それが、星の誕生から始まる壮大な生の循環で物語られる。

屋久島へ旅行に行ったとき、そのあまりにも美しい夜空に圧倒され空恐ろしさを感じたものだ。まるで世界に自分しか存在しないような、宇宙に吸い込まれそうな。
そのときのクラクラした感じ、目眩を「ラジオスターレストラン」に感じる。

一個所だけ、気になったのは、唐突(と私は感じたのだが)に核が出てくるところ。意図もわかるが、ここで敢えて出さなくてもよかった気がする。読者が、地球への愛を十分に感じているので任せてもよかったような。いや、でも書いてあった方がストレートでいいのか。うーん、再読してみよう。しかし、ラグ・・切ない。

小惑星美術館」を読んだときには、ここまでの目眩は感じなかった。しかし、「ラジオスターレストラン」はあまりにも豊かなイメージ、脳裏に広がる情景に本当に圧倒された。何を書いても陳腐な感想になってしまうー。自分の下手さが口惜しい。
是非是非一読を!
大人だけでは勿体無い。子どもにも教えてあげましょう。きっと何か感じるはず。
ライラエル
著者:ガース・ニクス
更新日:2007/08/17(Fri) 09:51 / [ 修正]
ライラエル―氷の迷宮
ライラエル―氷の迷宮

著:ガース・ニクス|出版社:主婦の友社|発売日:2003/09/28|単行本|4072336106|

『サブリエル』の死闘から十四年――古王国では、アブホーセンとなったサブリエルを嘲笑するように各地で死霊がらみの事件が頻発していた。巨大な力をもつなにものかが裏で糸を引いているらしいのだが、それが誰なのか、何なのか、誰にもわからない。同じころ、クレア氷河の奥では、十四歳のライラエルという少女が死ぬほどの絶望感に襲われていた。その歳になってもいまだクレア族特有の「先視の力」を授からない彼女は、一族のつまはじきもの。わたしなんか、もうこれ以上生きていても意味がない――。自殺を決心し、絶壁の崖の上に立つライラエル。だが、そんな彼女の目の前に、ほかでもないサブリエルが現れる。そして、千年以上も前に予言されていたライラエルの運命がついに明らかになったとき、血にまみれた恐るべき死闘――記録にも残っていないはるか昔、チャーター魔術が創設されたときからすでに運命づけられていた恐るべき闘いがはじまった。古王国の未来は、ひとりの可憐な少女の手にゆだねられることになったのだった。『サブリエル――冥界の扉』に続き海外で数々の賞を受賞、高い評価を得たダークファンタジーの傑作がついに刊行。
NETで感想を拾ってみると,あまり評判よろしくない?(笑)
私は結構好きでした。面白かった。「サブリエル」ではっきりしていなかった古王国のことも丁寧に書かれているし,クレア族の図書館はおもしろそー。行ってみたい!しかしサブリエルとタッチストーンの息子,何とかならないのか。タッチストーンもそれなりにとぼけてましたが,輪をかけて情けない。ライラエルは,出生が出生だけにちょっとひねくれて内気な面もあるが,それを克服していくところが応援したくなる。「不評の犬」がいいわ。モゲットもたじたじ。
謎が解決されずに終わってしまう,思いっきり「続く」のお話なので,欲求不満は残りますな。
あと,値段。3200円はないと思う。誰が買うの??
ライオンボーイ
著者:ジズー・コーダー
更新日:2007/08/17(Fri) 10:28 / [ 修正]
ライオンボーイ 消えた両親の謎
ライオンボーイ 消えた両親の謎

著:ジズー・コーダー|出版社:PHP研究所|発売日:2004/02/02|単行本|4569632874|

近未来のロンドン。地球は「帝国」の支配を受けていた。ガソリンなどの資源は尽き、車に乗れるのは特権階級の人々だけだ。ある日、チャーリーの両親が忽然と消えた。彼にも敵の魔の手が忍び寄る。ネコたちの情報を頼りに、チャーリーの両親を探す冒険が始まった。
チャーリーは、ネコ語が話せる男の子。両親は誘拐されたと近所のネコに聞かされた。これには近所の不良少年ラフィが関わっているらしい。チャーリーは両親を探し始める。執拗に追うラフィ。川を進むサーカス団の船に乗り込んだチャーリーは、そこでライオンたちに出あう。ライオンはアフリカの平原に戻りたがっていた…。

原作者は、ルイ―ザ・ヤングとその娘イザベル。ペンネームのジズーとは、実は娘が飼うトカゲの名だそうだ。この物語は、ルイーザがイザベルに語り聞かせるために考えたものだという。そのせいか、サーカス団に紛れ込んでの逃避行、船の旅そしてオリエント急行と、子どもがあこがれるものがたっぷりと出てきて、退屈させない。

しかし、この物語の最大の魅力は、主人公チャーリーがネコ語を話せる以外は、ごく普通の少年として描かれていることだろう。独特な文体はどこか舌足らずで、理屈っぽく感じられる向きもあるかもしれない。だが、決してスーパーマンではないチャーリーの心情が丁寧に描かれていて、読者はチャーリーに親近感をもち、次第に物語にひきこまれていくことだろう。3部作の1作目ということだが、2、3作目の展開が期待される。
読み聞かせにいいかも。
猫と話せるあたり,エルマーとぼうけんみたい。
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