R - Reeve,Philip
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Mortal Engines
著:Philip Reeve/出版社:Scholastic Point/発売日:2002/09/20/ペーパーバック
ロンドンに住むトムは,ロンドン博物館に勤める歴史学ギルドの見習いだ。トムはロンドンの有力者バランタインとその娘,美しいキャサリンと出会う。二人の案内をしていたところ,何者かが襲いかかってきた。襲撃者は,恐ろしい顔をした少女だった。少女は片目がなく,鼻は切り株のようにつぶされ,大きな切り傷もあった。バランタインに心酔するトムは,少女を追いかけるが,逃してしまう。そのとき,少女はバランタインは両親を殺した敵だと告げる。自分の名はヘスター・ショウだとも。バランタインに少女のことを話したトムは,信じられない目に合う。移動するロンドン都市から突き落とされたのだ。敬愛するバランタインに。
都市が街を食べる?移動する?ファンタジーならではの,奇想天外な設定。
戦争で世界が滅びてから,人々は巨大な移動する都市を作り上げた。その都市で移動して生活する人々と,移動生活を拒絶して暮らす人々とが対立する世界。スパイがいて,後ろ暗い仕事をしているモノがいる。過去の遺物であるストーカーと呼ばれるサイボーグがヘスターを付狙っていたり,美しくて気風のいいお姐さんが庇護者になってくれたりして,ジブリで映画化するのにぴったりの物語。飛行士たちが暮らす空中都市まであって,飛行船やちょっと変わった気球なども出てくる。ロンドンが一番大きな都市で,まあ,走り回って犠牲都市を探しているわけだけど,随分舞台が狭いなあと思っていたわけ。ところが,後半で一気に舞台が大きくなって,更に話が面白くなる。この後にも冒険が続くような感じです。
私が一番気に入ったのは,物語の中で命が簡単に扱われていないこと。(以前読んだとある物語では,命が実にあっけなく,登場人物の心に何の変化も情緒ももたらさない,読んでいて不愉快になったのだ。)どの死も悲しくて,トムは,止むを得ず人々の死にも関わってしまうのだけどそれをしっかり受け止めているし,ヘスターも頑なな心が段々とほぐれて自分や他人を大切に思うようになっていく。悪役のバランタインでさえ,最後は…。
とても面白いので,是非翻訳してもらいたい。

移動都市
著:フィリップ・リーヴ|出版社:東京創元社|発売日:2006/09/30|文庫|4488723012|
翻訳出ました。オススメ。
戦争で世界が滅びてから,人々は巨大な移動する都市を作り上げた。その都市で移動して生活する人々と,移動生活を拒絶して暮らす人々とが対立する世界。スパイがいて,後ろ暗い仕事をしているモノがいる。過去の遺物であるストーカーと呼ばれるサイボーグがヘスターを付狙っていたり,美しくて気風のいいお姐さんが庇護者になってくれたりして,ジブリで映画化するのにぴったりの物語。飛行士たちが暮らす空中都市まであって,飛行船やちょっと変わった気球なども出てくる。ロンドンが一番大きな都市で,まあ,走り回って犠牲都市を探しているわけだけど,随分舞台が狭いなあと思っていたわけ。ところが,後半で一気に舞台が大きくなって,更に話が面白くなる。この後にも冒険が続くような感じです。
私が一番気に入ったのは,物語の中で命が簡単に扱われていないこと。(以前読んだとある物語では,命が実にあっけなく,登場人物の心に何の変化も情緒ももたらさない,読んでいて不愉快になったのだ。)どの死も悲しくて,トムは,止むを得ず人々の死にも関わってしまうのだけどそれをしっかり受け止めているし,ヘスターも頑なな心が段々とほぐれて自分や他人を大切に思うようになっていく。悪役のバランタインでさえ,最後は…。
とても面白いので,是非翻訳してもらいたい。

移動都市
著:フィリップ・リーヴ|出版社:東京創元社|発売日:2006/09/30|文庫|4488723012|
翻訳出ました。オススメ。
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