L - Lowry,Lois
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Messenger
著者:
更新日:2007/08/17(Fri) 19:58 / [ 修正]
Messenger
Messenger

著:Lois Lowry|出版社:Laurel Leaf|発売日:2006/01/24|マスマーケット|0440239125|

マティが、盲目のシアーと一緒に平和な村に暮らし始めて6年がたった。彼は、村のリーダーのためにメッセンジャーの仕事をしていた。この村は傷つき阻害された人々を快く受け入れる村だった。マティも、シアーもそのようにして村の一員となったのだ。しかし、「交換市場」が開催されるようになって村の人々には変化が現れ始めた。不吉な力は、村のよき部分を排除し始め、やがて村は外部の者を受け入れることをやめるということを決定してしまう。リーダーからのメッセージとシアーの願いを聞き入れて、マティは最後の旅に出る。しかし、慣れ親しんだ森の道は、もはや彼の知っていた道ではなかった。
何を書いても、前作までのネタバレになってしまうので書けません。が、面白いです。一気に読んでしまいました。あのお風呂嫌いのマティが、声変わりをして女の子を好きになって大活躍。キラとジョーナスも出てきます。これで終わり...なのかな?でも、いろいろなところで謎が放置されているので、もしかしたら続きがあるかも、と期待しています。
Gathering Blue
著者:
更新日:2007/08/17(Fri) 20:18 / [ 修正]
Gathering Blue (Readers Circle)
Gathering Blue (Readers Circle)

著:Lois Lowry 出版社:Laurel Leaf 発売日:2002/09/10
マスマーケット

足に障害を持つ少女キラは、弱いものは排除される世界に住んでいる。病気になったものや、骨折して働けなくなった者は「フィールド」に連れて行かれ、ビーストに食わされるのだ。キラは、優秀なハンターだった父親を誕生前に失い、母親に育てられた。障害を持って生まれてきた子は、通常フィールドに送られるのだが,祖父も父親も村の有力者であったことから、何とか生きてこられたのだった。しかし、母親が突然の病気で亡くなり、キラは一人となった。誰も彼女を救うものはいない。途方にくれたキラだったが、彼女は優れたアーティストであったため、Guardiansの保護下におかれることとなった。キラは、衣食住に困らない豊かな生活と、「シンガー」の服に歴史を刺繍するという仕事を保障された。しかし、キラの周囲には多くの謎がひしめいていた。
「ザ・ギバー」の続編となるこの本。ジョーナスは出てこない。主人公は、足に障害を持つ少女キラ。優秀なハンターだった父を自分の誕生前に亡くし、女手ひとつで育ててくれた母をも亡くしてしまったキラ。キラのすむコミュニティは、障害者や社会に貢献できない者は、「フィールド」に追われて野生動物の餌食とされるのが常の厳しい世界。弱いものは徹底的に排除され、同情や哀れみといった感情は歓迎されないし、自分の弱さも見せることができない。「ザ・ギバー」のコミュニティとはまた異なる厳しさを持った社会だ。その中でキラは、友達と出会い、自分を取り巻く謎に立ち向かっていく。

キラが住む村はジョーナスの町とは対照的に原始的。キラと共にガーディアンの保護下に置かれているトーマス、ジョーの三人は、ある意味ジョーナスと同じような役目を担わされる運命にある。そして、「ザ・ギバー」でも重要なポイントとなった「色」が、この物語でも重要なポイントとなる。
キラは足に障害を持っていても、自分に誇りを持って生きている。彼女の母親が言っていたことを常に大切にしてきたからだ。 

"Take pride in your pain,"her mother had always told her."You are stronger than who have none."

限定された世界、静かな展開。それでいてドラマチック。
キラとジョーナス、そして彼らの仲間がどう関っていくのか次回作が楽しみだ。
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