G - Garwood,Julie
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  1 - 10 ( 10 件中 ) 
The Wedding
著者:
更新日:2007/08/16(Thu) 19:48 / [ 修正]
The Wedding
The Wedding

著:Julie Garwood|出版社:Pocket Star|発売日:1997/04/01|マスマーケット|0671871005|148000語

コナー・マカリスターは父親の死に際,約束をした。裏切り者を探し出し,必ず復讐すると。そして,父の死を看取ると怪我をした兵士たちを隠し,アレック・キンケイドの元へ走った。5年後,イギリスのある領主の元へ客が来た。領主の幼い娘ブレンナはおてんば娘で,そんなことでは結婚できないぞと言われていた。ペットにしようと子豚を連れて出ようとしたブレンナは親豚に襲われて逃げ惑う。彼女を助けたのは父親の客コナー(14歳)だった。コナーに一目ぼれしたブレンナはコナーにプロポーズするのだった。それが,11年後彼女を窮地に陥らせるとは思わずに。
最初から面白いです。ブレンナは多分6・7歳?の頃にコナーにプロポーズするんですが当然コナーは断ります。でも自分で婿を探そうと決意していたブレンナは2回断られてもめげずに3度目の求婚をするんです。その答えを返す前にコナーは立ち去ち,ブレンナも忘れていたんですが…ブレンナが父親の仇(本人あるいは息子?)と結婚することになったと知ったコナーは復讐のためにブレンナを奪おうとするんです。「3回目のプロポーズには返事をしていないから,返事をしてやるのさ」というコナーがいいなあ。一方のブレンナは,兵士の命と交換できるなら自分の命を投げ出してもいいと本気で行動する芯の強い娘で,しかもヒステリックじゃない(ここ重要)。好きになれそうな二人です。

しかし,コナーって,全く女心のわからない奴^^;ブレンナは,それでもコナーについていくとても健気な女性で,応援したくなります。ブレンナは精神的にかなり追い詰められてしまって本当にかわいそうだった。ちょっと泣けました。
The Secret
著者:
更新日:2007/08/17(Fri) 19:49 / [ 修正]
The Secret
The Secret

著:Julie Garwood|出版社:Pocket Books (Mm)|発売日:1992/05/01|マスマーケット|0671744216|

2つの国の境界で年に一度の夏のフェスティバルで会って以来、イギリスのジュディスはスコットランドのフランセス・キャサリンと親友になった。 この期間(12世紀後半)の2つの陸の間の敵意にもかかわらず、ジュディスとフランセス・キャサリンは,互いの子どもの誕生に立会い,最初の子供を命名すると約束していた。キャサリンの夫の代理としてジュディスを迎えに来たのはスコットランド人の地主イアン。ハイランドへの旅の途中で、二人は互いに惹かれあうようになる。しかし,イアンの領地Maitlandsは,部外者を用意に受け入れない土地柄だった。
***1章
□1章
フランセス・キャサリンは,身ごもっていた。幼い頃ジュディスと「赤ちゃんを産むときにはそばにいる」と約束したことを果たすために夫であるパトリックに領主?の許可を取るように頼んでいた。パトリックは,兄イアンに力になってくれるように頼む。キャサリンの願いは,ジュディスがイギリス人であることから一時却下されそうになるが,イアン・メイトランドの介入により許可される。イアンがパトリックのかわりにジュディスを迎えにいってくれることになったが,キャサリンは重要なことを言い出せずにいた。


***2章
□2章
ジュディスはテケル叔父と暮らしていた。テケル叔父は,足?の痛みをごまかすため,酒を飲むようになった。飲むと口汚くなる。酒量はどんどん増えていった。母親がジュディスのことを省みないためにミリセント伯母・ハーバート叔父のところで4歳まで過ごした。しかし,ジュディスがハーバート叔父を「パパ」と呼んでいたのを聞きつけてテケル叔父が激怒したため,ジュディスは叔父とミリセント伯母・ハーバート叔父の家を6ヶ月ごとに行き来している。ジュディスは11歳のときに,自分の出生について知る。ジュディスの母親は昔スコットランドのある氏族の男性と結婚していた。しかし,母親は夫を疎み5年の結婚生活の後,イギリスに戻った。そしてテケル叔父に頼ったのだ。その男性の名前も分からない。ジュディスはフェスティバルでキャサリンに会うまで待ち,このことを告げた。ジュディスにとっての本当の家族はミリセント伯母とハーバート叔父,そしてキャサリンだけ。そして二人は計画を立てた。いつかスコットランドへ行って,ジュディスの父親を探そうと。キャサリンは手助けをすることを約束する。そして,ジュディスの元にイアンが訪れる。
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***感想
最後の対決の場面がまた,映画にしたらかっこよさそう!勿論ロマンスがベースでコミカルな場面もあって愉しい物語なのだが,それだけではない。女性がいわゆる「家政婦」みたいな扱いしか受けてこなかった氏族に,イングランドから来た女性が見た異なる視点から挑戦した変革の物語でもある。女性の地位向上というか権利獲得のために,堂々と立ち向かうジュディスが実にかっこいい。続編も注文済み。なお, [[著者サイト:http://www.juliegarwood.com/]] による作品相関は次の通り。

* The Lion's Lady→Guardian Angel→The Gift→Castles
* For the Roses→The Clayborne Bridesシリーズ(One Pink Rose,One White Rose,One Red Rose)→Come the Spring
* The Secret→Ransom
* The Bride→The Wedding
* Heartbreaker→Mercy→Killjoy

気に入ったので暫く追いかけるつもり。
The Bride
著者:
更新日:2007/08/17(Fri) 19:34 / [ 修正]
The Bride
The Bride

著:Julie Garwood|出版社:Pocket Star|発売日:1991/02/15|マスマーケット|0671737791|

父親が税金を滞納したため,4人姉妹のうち誰かがスコットランドの領主と結婚しなければならなくなった。ジェイミーは末娘だったが,父親であるジェイミスン男爵は彼女だけは渡したくなかった。ジェイミーは,2番目の妻の連れ子であったが,賢く美しく,家事の切り盛りをさせていたからだ。しかし,ジェイミーと仲良くしていた召使のビークは,ジェイミーを何とかこの家族から自由にしてやりたいと願っていた。スコットランドの出身だったビークは,結婚相手を決めるためにやってきたアレックにジェイミーを引き合わせる。アレックはジェイミーのことを血を見ると怯え,ゲーリック語を話せず,馬にも乗れないお嬢さんだと思っている。そのことにジェイミーは気づいているが,その間違いを訂正せずにいた。彼がどういう人物なのかを知るために。一緒にスコットランドへの旅を続けるうちに,ジェイミーは彼が忍耐強く,誠実で尊敬に値する人物であることを知り,好意を寄せるようになる。ただ一つ我慢がならないのは「命令」すること。男性上位の考え方が染み付いていること。ジェイミーはアレックにある約束をさせる…
うーん,やっぱりガーウッドのヒストリカルは読みやすい。停滞もなんのその。どんどん進みます。ジェイミーの父親って,ジェイミーを可愛がっているんだけど,手にたこができるくらい働かせているわ,求婚者から金をもらっている(本人はローンと言っているけれど)わ,その求婚者に結婚後も自分の近くに住まわせることを条件に出しているわ(つまり,自分の面倒を見させる),とても自分勝手な男。ジェイミーの姉たちにも「ジェイミーを売ったのか」と詰め寄られる始末。まあ,税金滞納で娘を渡してしまう親だからなあ。アレックはそんなジェイミーを見て,家族の奴隷にされていると思い込む。それで,彼女を家に連れ帰ったときにも「仕事はしなくていい」と言うんだけど,ジェイミーには「私を軽く見ている」と誤解されてしまう。ジェイミーにメロメロながら,族長としての立場もあって,いろいろと誤解をされるんですが,二人の気持ちはしっかりと結びつき微笑ましいです。基本的にしっかりした女性であり,瀕死の戦士を治療することもできるジェイミーなのだが,アレックの前だとシャイになってしまうところがかわいらしい。イギリスとスコットランドの文化の違い,ものの考え方に戸惑いながらも館に住む女性たちのためにあれこれと改善しようとするジェイミーにエールを送りたくなります。笑えるところも随所にあり,ラストは映画にしたらかっこよさそうな場面で終わります。満足いたしました。
#br
*追記
ジェイミーとアレックの会話が楽しいので,会話部分はできるだけ辞書をひきました^^;。SSS精神には反しますが,会話を楽しむのがガーウッド作品だと思っているので。
Saving Grace
著者:
更新日:2007/08/17(Fri) 20:12 / [ 修正]
Saving Grace
Saving Grace

著:Julie Garwood|出版社:Pocket Books (Mm)|発売日:1994/03/01|マスマーケット|0671870114|

彼女の卑劣な夫が死んだというニュースは、16歳の美しい女性ジョアンナをまたもや利用される境遇に追い込んだ。ジョン王は,自分の秘密をジョアンナが知っているのではないかと疑い,彼の従僕のうちの一人に彼女を嫁がせたいと考えていた。しかし、ジョアンナの義兄弟ニコラスは、かつて,自分を助けてくれた誇り高きハイランダーの領主ガブリエルMacBainに,ジョアンナと結婚するように頼み込んだ。この結婚でジョアンナは前夫にも劣らない卑劣な男との結婚から逃げ,ガブリエルは領地を広げることができるのだ。虐待されていた最初の結婚によって,ジョアンナはガブリエルを恐れるが,ガブリエルはゆっくりとジョアンナの警戒心を解いていく。
ガーウッドの作品にしては,とっても臆病なジョアンナが主人公です。最初の結婚で(と言っても3年前なわけだから,13歳で結婚??)虐待されていたジョアンナは自分の影にも怯える女性だと思われています。しかし,それは前夫が友人や信頼の置ける召使すら彼女の周りには近づけないようにし,常に殴っていたから。本当のジョアンナは「私は臆病者ではないわ。」と自分を励まし,鞭打って頑張る女性なんですよ。芯は強いの。

次第にガブリエルを信じるようになったジョアンナ。でも,ガブリエルがあまりに過保護なので息が詰まりそうになります。ガブリエルは,彼女が虐待されたことを知っているので,ついつい過保護になってしまうのですが。ガブリエルはガブリエルで,マクラーレンとマクベインの二つの氏族を一つに纏めなければならず忙しい。ジョアンナはマクラーレン氏族の女性たちから疎外されているのだけれど,何とかしようと行動を起こします。

ガブリエルは,とーっても野性的な犬(多分ウルフハウンド)を飼っているのだけれど,これがジョアンナに全然なつかない。でも,あることがきっかけでジョアンナは犬の扱い方を知るんですね。唸っても首筋をぽんぽんと撫でて静かに語りかけてやればいい。で,ガブリエルのことも恐れずに同じことをすればいいんだ,と気づいて実際に同じ扱いをするところが笑えます。また,それでコロリと懐柔されてしまうガブリエル…。ガブリエル達の部族は確かな産業もないので,他部族から盗んでくることで生活をしているのですが,それを知って何とかしようと考えるジョアンナ。意地悪されてもじーっと耐えているジョアンナですが,だんだん逞しくなっていきます。

立て続けに事件が起こりますが,一つ一つをクリアして,二つの氏族から尊敬を勝ち取っていくジョアンナがいいです。笑えたのは,食事時の兵士のマナーがあまりにも悪いので,大きな瀬戸物のボウルを床に投げつけて注意を惹くところ。騒がしくなるたびにこれをやって,「領主が食べる前に食べない。」とか「レディが立ったら立つ。」などをジョアンナが教えるわけ。中々納得せずに言い合いになるのだけれど,都合よくジョアンナが卒倒。これには勿論ちゃんとしたわけがあるのだけれど,兵士たちは自分たちのせいだと早合点してジョアンナの言うことをよく聞くようになる。ところが次の日に,別の案件で言い争いになってジョアンナが立つたびに全員起立するものだから,話し合いが中々進まない。すっごく可笑しかった。こういうユーモアたっぷりなところがガーウッドは好き。

ただし,この作品はヒロインのジョアンナが最初の結婚で虐待されていたり,途中で出てくるクレアという女性も殴られていて,その再生という意味でちょっと重いのです。この時代の女性が置かれている立場を暗示するのがクレアの一言。「私は,子どもを生むのなら男がいい。女の子だったら,父親に利用されて,同盟の証として取引されるだけだから。」クレアもその犠牲になった一人なのですね。


勿論,最後にはジョアンナもクレアも幸せになってスカッとします。ジョアンナが次第に強く凛とした女性になっていく過程,ガブリエルとの愛を育んでいく過程がとても丁寧に描かれていて,長い本ですが面白く読めました。
Ransom
著者:
更新日:2007/08/17(Fri) 19:42 / [ 修正]
Ransom
Ransom

著:Julie Garwood|出版社:Pocket Books (Mm)|発売日:1999/11/01|マスマーケット|0671003364|

ジリアンとクリスティンの母親は弟を出産するときに命を落とした。夜には悪いことが起きる。ジリアンとクリスティンは,夜が恐ろしく,二人で過ごすために秘密の通路を使って行き来していた。ある晩,いつものようにクリスティンの部屋にいた二人のところへ父親がやってくる。父親は鎧に身を包んでいた。よく事情が飲み込めないジリアン。父親から託された宝石箱をしっかりと胸に抱くクリスティン。二人は護衛の者に守られて,城を逃げ出す。しかし,途中で二人は離れてしまい,ジリアンは敵アルフォードの手に落ちてしまった。父親が目の前で殺されるのを見てしまい,ショックで喋ることが出来なくなったジリアンをアルフォードは,ジリアンの叔父のところへ追い出した。

14年後。舞台は変わってラムゼイ登場。彼は「The Seacret」に登場していた超絶美青年。他領との同盟?などの懸案を抱えている。マクファーレンの娘との結婚話が持ってこられたが,その気なし。兵士に求婚されて城に来ていたブリジットと出会って,ガツンと衝撃を受ける。(この後の展開が愉しみ。)そこへ,ラムゼイの弟が死んだとの知らせが入る。

またまた舞台が変わって,崖にぶら下がる?少年。彼を助けようとするジリアン。ジリアンはアルフォードから呼び戻されていたのだった。捕らえられてた少年が,危険な崖へ逃げ出すところを見かけたジリアンは,自らの危険も顧みず,少年を助ける。少年は実は(あの)イアン・メイトランドの息子アレックだった。
序章ではジリアンとクリスティンの姉妹がが分かれなければならなくなった経緯が描かれている。お父さんの切なさが胸に沁みる哀しいシーンでした。

アレックが,実に可愛らしい。5,6歳なんだけど勇気を持たなくてはと思って頑張る一方で,両親に会いたくてつい涙してしまったり,ジリアンに「女は弱い」といいつつ助けられちゃったり。アルフォードに捕らえられたときには,英語が分からないふりをする賢さも持っている強い子。

ブロディック・ブキャナンが登場してから,話が更におもしろくなってきた。ジュディスがイアンと結婚してから,彼とラムゼイはイギリスまで理想の花嫁を求めに行ったらしいです。ぷぷ。ブロディックに無事アレックを届けるために,ジュディスが思いついたことが彼女とブロディックを結びつけることになるんですね。おもしろーい。次第に惹かれあっていく様子が中々いいです。ところで,アレックはまだ5歳だった!彼の口癖「ねえ,知ってる?」にも納得します。とっても少女漫画的な展開が好き。ブロディック・ブキャナンは,粗野で有名らしいが,実はとても思いやりがあって頼りになる男性。部下にも厚く信頼されている。物語の展開は,おお!という驚きはないものの,会話がとても愉しくてくすくす笑いながら読めるのがいい。

姉探し・父親の名誉回復・宝石箱の謎・ハイランドのシンクレア領?の裏切り者の追跡・そしてロマンスとたくさんの内容がてんこもり。ブリジッドの恋ももう少し詳しく知りたかったなあ。後半は章分けが細かいので,仕事のある日でもちょこちょこ読むのにちょうどよかった。ハイランドのいろいろな習慣がおもしろかった。
Lion's Lady
著者:
更新日:2007/08/17(Fri) 19:53 / [ 修正]
Lion's Lady
Lion's Lady

著:Julie Garwood|出版社:Pocket Books (Mm)|発売日:1991/03/01|マスマーケット|067173783X|

Christina Bennett had taken London society by storm. The ravishing beauty guarded the secret of her mysterious past until the night Lyon, Marquis of Lyonwood, stole a searching, sensuous kiss. An arrogant nobleman with a pirate's passions, he tasted the wild fire smoldering beneath Christina's cool charm and swore to posess her...

But the fiesty and defiant Christina would not be so easily conquered. Mistress of her heart and of her fortune, she resisted Lyon's sensuous caresses. She dared not surrender to his love...for then, she must also forsake her precious secret...and her promised destiny!
うーむ。
これまで読んだガーウッド作品と異なり、舞台は社交界。
どうもガーウッドらしいユーモアだとか魅力的なヒロイン、ヒーローという部分が見えなくてだらだら読んでしまった。忙しくて時間がかかりすぎたのも、楽しめなかった要因かもしれないが。

再読してみました。
クリスティーナは,母の死の復讐をするためにロンドンにやって来た。クリスティーナは,美しく,誰もが彼女のことを知りたがったが,彼女は自分の背景をおおっぴらには語らず,ヨーロッパの小国の王女であると社交界では噂されている。クリスティーナの母親は,横暴な夫から娘を守るために逃げ出した由緒ある家柄の女性だったが,逃避行の末に亡くなったのだ。その際知り合いだったダコタ族の人々に受け入れられ,アメリカのネイティブインディアンによって育てられたのだった。クリスティーナは,強い女性になることを教えられ,ナイフの扱いも抜群にうまい女戦士に育った。そして,母親の復習を遂げるべく,ロンドンの社交界に戻ってきたのだった。

ライアン(Lyonwood)は、冷笑的で堅い男性だった。彼は過去の結婚で愛を信じず,女性と心を通わすような関係は望まない男性になってしまったのだ。

クリスティーナとライアンは,初めて会ったときから互いに惹きつけられてしまう。特にライアンは彼女に対する激しい思いに圧倒される。クリスティーナは彼がこれまでに会ったどんな女性でもと違っていて,気になってしかたがないのだ。一方のクリスティーナもライアンに惹かれているが,自分の過去のこと,これからのことを考えてそのことを隠し通そうとする。
初めて読んだときには,集中して読めなくて今一面白さがつかめなかった作品。今回「[[Guardian Angel:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0671670069/hontano-22/ref=nosim]]」を読むために,再読してみました。クリスティーナがあまりいないタイプのヒロインなので,好き嫌いは分かれるかもしれないけれど,ライアンは、ガーウッドのヒーローらしい「俺の女は俺が守る」男。クリスティーナは美しく弱弱しい女性を演じる女戦士。互いに秘密を抱えていて,苦悩しながらも次第に心を通い合わせていきます。勿論,ユーモラスな会話も楽しめます。続編「[[Guardian Angel:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0671670069/hontano-22/ref=nosim]]」も続けて読みます。
Julie Garwood
著者:
更新日:2007/08/16(Thu) 23:23 / [ 修正]

The Bride

The Bride

Pocket Star




ヒストリカルロマンスにはまるきっかけとなったJulie Garwood。読み終わったものをまとめてみました。The Gift,The Weddingは感想ファイルがどこかに行ってしまったので,今探しているところです。

今度The Brideが翻訳されるらしいということを聞いて,喜んでいます。好きな本を日本語で読めるのは嬉しいです。私的にはLion's Lady(「精霊に愛されたプリンセス」として翻訳)よりも,Brideの方がずーっと面白いと思います。

コンテンポラリー,ウェスタン,リージェンシー,中世といろいろ出しているガーウッドですが,中世モノが一番彼女には合っていると思うのですが…。

では,以下リンクがはってあるものは私の感想ページに跳びます。
★Medievalシリーズ
The Secret(おすすめ)
Ransom(おすすめ)
The Bride(おすすめ)
The Wedding


★Regencyシリーズ
Lion's Lady「精霊に愛されたプリンセス」として翻訳
Guardian Angel
The Gift
Castles


★単発
Saving Grace(おすすめ)
Honor's Splendour(おすすめ)
PRINCE CHARMING 未読
Rebellious Desire 未読  
GENTLE WARRIOR 未読
The Prize 未読

★Westernシリーズ
・・・積読中。ちょっと読んだけど..。うーん。。
For the Roses→The Clayborne Brides→Come the Spring

★Contemporary・・・翻訳でHeartbreaker,Mercyのみ読みました。
Heartbreaker→Mercy→Killjoy→MURDER LIST→SLOW BURN→SHADOW DANCE (コンテンポラリー)

★児童書
A Girl Named Summer 積読
Honor's Splendour
著者:
更新日:2007/08/16(Thu) 23:44 / [ 修正]
Honor's Splendour
Honor's Splendour

著:Julie Garwood|出版社:Pocket Books (Mm)|発売日:1991/04/30|マスマーケット|0671737821|

-ヒーロー→ダンカン。
-ヒロイン→マデレイン。
-ロードン・・・マデレインの兄。ダンカンを捕らえた男
-ジラード,エドマンド・・・ダンカンの弟達
-アデラ・・・ダンカンの妹
-ゲラルド・・・アデラの婚約者
-アンソニー・・・ダンカンの兵士


ダンカンは,ロードンの部下に囲まれていた。衣服をほとんど剥ぎ取られ,冷たい雪の降る中にはだしで立たされていた。首を切るだけでは物足りない,屈辱的な死を..という命令が出されていたのだ。ダンカンを救ったのはロードンの継妹マデレインだった。マデレインはロードンを恐れ,軽蔑し脱走するつもりでいた。そこへダンカンが囚われ,彼を逃がしてから自分も逃げようと考えたのだ。マデレインは心の美しい女性だった。


ダンカンがマデレインを拉致したのは,彼の妹アデラがマデレインの兄ロードンにレイプされたから。復讐のために拉致したマデレインが実は兄とは似ても似つかない誠実で素晴らしい女性であることに気づいたダンカンは,どんどん彼女に惹かれていく。
マデレインは,どんなところでもすぐに寝てしまうので,ダンカンの重要な告白も届かないことが多い(笑)
隔離されて育ち,兄の暴力に怯えながら生きてきたマデレイン。早くから家長として領地を治めなければならなかったダンカン。二人の出会いがまたすごいんですけど。上半身裸で雪原に縛られて放置されたダンカンをマデレインが助けると言う(笑)
マデレインに心惹かれたダンカンは彼女を拉致するんだけど,決して自分の元から離さない。つまり夜も一緒なわけ。拉致された夜はテントに泊まるんだけど,惹かれあう二人は思わずキスをしてしまう。マデレインは,何と「彼を襲ってしまった!きっと嫌がっているわ。」と思い込んじゃうのだ。こんな風に無邪気なマデレインだが,実は世間では悪い評判が立っている。ある神父の愛人だという。。これは全部ロードンが悪いのだけど,ダンカンはその噂を知りながらも,マデレインに惹かれていく。
いやー,もう全編会話が絶妙で面白い。しかも,随所に泣かせどころあり。
中でも印象に残っているのは,ダンカンが「マデレインが家族の結びつきを強くしてくれた。」「恐怖で押さえつけるのではなく,家族として繋がりあうのだ」というところ。ダンカンは優しくなることで更に強くなり,マデレインは自我を主張するようになり,人を守ることができるようになる。お互いに人を愛することで成長するところが素敵。会話の妙もいつも通り。


大満足の★★★★★
Guardian Angel
著者:Julie Garwood
更新日:2007/08/17(Fri) 09:39 / [ 修正]
Guardian Angel
Guardian Angel

著:Julie Garwood|出版社:Pocket Books (Mm)|発売日:1990/05/01|マスマーケット|0671670069|

ジェイドは,自分を殺してもらうために海賊Paganを訪ねてきた。弟を殺されたPaganを罠にかけるべく,Paganになりすましていたケインはあっけにとられる。あまりにもばかばかしい申し出に,ケインは断るが,ジェイドは中々あきらめない。ジェイドは,ある事件を目撃し,その犯人達に殺されそうなのだと話す。辱められて殺されるなら,自分で死んだほうがよい,と。話を聞いたケインは渋々ながらジェイドを男達から守ることを約束してしまう。
しかし,実はこれはジェイドの嘘で,ジェイドはケインを守るために来たのだ。しかしケインに話すわけにはいかない事情があり,嘘をついてケインのそばにいることにしたのだった。
登場人物
Jade(ジェイド)・・・謎の多い女性。ケインに自分を殺すことを依頼する。
Cainewood(ケイン)・・・弟コリンを殺した海賊Paganに復讐するため,Paganのふりをして罠をしかけようとしている。
コリン・・・ケインの弟。
ネイサン・・・ジェイドの兄。


ジェイドは,ある意味前作「Lion's Laday」のクリスティーナに似ているかも--
ヒロインが秘密を抱えていて,そのためにヒーローに嘘をつかなくてはならないんです。この嘘というか,背景に納得できるかどうかで,"Guardian Angel"を好きになれるかどうかが分かれると思います。私は,どうもねー。うーん…。まあ,理由を知ればわからないでもないんですが,ジェイドの嘘に振り回されているケインを見ても,ちっとも楽しくないです。それに二人の心の通い合いというのが,あまり書かれていなくて残念でした。英語力が足りなくて楽しめなかった部分があったせいかとも思うので翻訳が出たらそちらを読んでみたいです。

つけたし:
楽しいところも勿論あります。ケインがジェイドを川に投げ込むシーンは面白かったし,「Lion's Laday」の二人が出てくるところも。ジェイドがケインを守るために来たことを知ったクリスティーナがジェイドにと渡した荷物の中から長剣・チェーン・ピストルなどがごろごろ出てきたのには笑いました。
Castles
著者:
更新日:2007/08/17(Fri) 16:52 / [ 修正]
Castles
Castles

著:Julie Garwood|出版社:Pocket Books (Mm)|発売日:1993/07/01|マスマーケット|0671744208|

Alesandraは某国のプリンセス。ずっと修道院に預けられていたが,祖国の有力将軍に結婚を迫られていた。
どうしても将軍と結婚をしたくなかったAlesandraは自分で結婚相手を探そうと後見人であるWellington公爵の元へ行った。
しかし,Wellington公爵夫妻も長男Caine夫妻も病気になってしまい,頼れなくなってしまった。
(どうももこの病気はAlesandraが運んできてしまったみたいだが)
そこでWellington公爵は次男のColinの元に身を寄せるようにとAlesandraを送り出したのだった。

Alesandraが後見人のところを訪ねたのには2つ理由がある。一つは3週間以内に結婚しなくてはならないが,政略結婚は嫌だということ。二つ目は行方が分からない友人Victoriaを探すこと。

Colinを訪ねてきた理由の細かいところまでは話せないAlesandra。Colinに結婚を申し込むものの断られて内心がっかりする。しかしAlesandraにはどうしても結婚をしなくてはならない理由があるため,心のうちを見せずにあっさり「候補者リスト」を取り出す。Alesandraは実はリストマニアで,何でもリストを作ってしまうらしい。リストの一番上はColinだったが(Wellington公爵の勧めで書いたもの),Colinの目の前であっさり削除。内心面白くないColin(笑)
***登場人物
-Alesandra 某国の王女。 修道院に預けられていた。
-Colin 「Guardian Angel」のヒーロー,ケインの弟。昔,鮫に足を食われ足を切断されるところだった。
-Flannaghan Colinの執事。Alesandraに心酔。
-Dreyson Alesandraの父親の財政顧問?ブローカー
-Victoria Alesandraの友人。駆け落ちしたと言われているが行方不明
-Neil Perry Victoriaの兄。
-Ivan Alesandraの国の将軍。Alesandraと結婚しようと画策している。
-Morgan 政府関係の仕事をしていたColinの後釜に座ろうとしている男性。

この後誘拐事件あり,連続殺人事件を匂わす描写ありと盛りだくさんではありますが,ものすごーくどきどきしちゃうような展開ではありませんでした。

Colinもそこまで朴念仁ではないし,Alesandraもいい子なのでいらいらはしません。Alesandraは,優しくて正直者で賢い割には世間知らず。おまけにリストマニア(笑)「花婿候補者リスト」や「Colinはこうするべきだリスト」などなどを作って計画を立てるのが好きだし,このリストが二人の関係を一転させます。

こういう細かいエピソードは面白いのですが(私がちゃんと読み取れていないんでしょう)全体的に物足りないでした。特に将軍は結局どうしたんだー!!と思っちゃいました。
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