2008.09.12 金曜日
2008.09.11 木曜日
2008.09.10 水曜日
●標的のミシェル ジュリー ガーウッド
標的のミシェル (ヴィレッジブックス)
著:ジュリー ガーウッド|出版社:ソニーマガジンズ|発売日:2003/06|文庫|478972056X|
美貌の女外科医ミシェル・レナードは、パーティーで一人の男と知り合った。男の名はテオ。若手の検事だった。やがて彼はミシェルが暮らすルイジアナの田舎町を訪ねてきた。名目は釣りをするため。実際は、ミシェルをどうしても忘れられなかったからだ。ミシェルのほうも、テオへの思いが胸中に募りつつあることは気づいていた。だが、恐るべき悪の頭脳集団が彼女のいとこに死をもたらし、さらに彼女自身をも狙っていることは知る由もなかった…。全米ベストセラーの超大型ロマンティック・サスペンス。""
2008.09.09 火曜日
2008.09.08 月曜日
●ショコラ ジョアン ハリス
ショコラ
著:ジョアン ハリス|出版社:角川書店|発売日:2001/03|単行本|4048970135|
ヴィアンヌ・ローシェは、6歳の娘のアヌクを連れて、2月の謝肉祭の最中に「トゥールーズとボルドーを結ぶ道路沿いで光を放っていた」小さな村、ランケネ=ス=タンにやってきた。そして3日後、華やかなチョコレートショップを開く。そこには思わずつまみたくなるようなチョコやキャンデーがいっぱい並び、思わずよだれが出てきそうなオリジナルココアもある。しかし、いまや四旬節(イースター前の断食や懺悔を行う期間)。教会の目の前で日曜日にオープンしているこの店は、教区の厳格な司祭、フランシス・レーノーの怒りを買う。
村の住民たちはひとり、またひとりとヴィアンヌの手作り菓子の魅力に屈していく。…ジョアンヌ・ハリスはこの3作目の小説に、人々の秘密や悩み、愛や欲望を、きわめて軽いタッチで織り込んでいる。登場するのはたとえば、悲しげで上品なギヨームとその死にかけた飼い犬。虐待され、手癖の悪いジョセフィーヌ・ミュスカ。それからヴィアンヌに「ショーウィンドーに飾ってある魔女つきのショウガ入りクッキーを食べていいわよ」と言われたとたん、「超サイコー!」と大騒ぎする子どもたち。それから80代でまだまだ元気いっぱいのアルマンド。彼女にはアヌクの「空想の」ウサギ、パントゥフルの姿が見えるし、ヴィアンヌの正体も見抜いてしまう。しかし、村人のなかには、アルマンドの気取った娘やジョセフィーヌの暴力夫など、レーノーの側につく者も。だからヴィアンヌがイースターの日は「チョコレート祭り」で幕開け!と発表したとたん、「教会」対「チョコレート」、「善」対「悪」、「愛」対「教義」の全面戦争が始まるのだ。
素晴らしく優雅な魔法でコーティングされた、「最高においしい」『Chocolat』は、ヘルマン・ヘッセの短編「Augustus」をも彷彿させる。「中味はクリームみたいにソフトなのが一番」ということを、教え諭すのでなく最高の説得力で証明してくれる、そんな小説だ。""(アマゾン)
2008.09.07 日曜日
2008.09.06 土曜日
●バーティミアス-サマルカンドの秘宝 ジョナサン・ストラウド
バーティミアス-サマルカンドの秘宝
著:ジョナサン・ストラウド|出版社:理論社|発売日:2003/12/13|単行本|4652077351|
魔術師たちが支配するロンドン。魔術師の卵=少年ナサニエルは妖霊バーティミアスを召喚し、邪悪なエリート魔術師サイモンが奪ったサマルカンドの秘宝=護符をぬすみ出すが…。ファンタジー3部作の第1弾。""
2008.09.05 金曜日
2008.09.04 木曜日
2008.09.03 水曜日
●報復 ジリアン ホフマン
報復
著:ジリアン ホフマン|出版社:ソニーマガジンズ|発売日:2004/11|文庫|4789724166|
太陽の街フロリダは、キューピッドに怯えていた――それは若い金髪美人ばかりを狙い、何日も被害者をいたぶったあげく、生きたまま心臓をえぐり出して殺す連続殺人鬼の名だ。
捜査は難航したものの、偶然、キューピッドが捕らえられる。やり手と評判の女性検事補、C・Jが担当することになったが、法廷で犯人の声を聞いた彼女は愕然とした。それは今なお悪夢の中で響く、12年前に自分を執拗にレイプした道化師のマスクの男の声だった! こいつを無罪放免にしてはならない――恐怖に震えながらも固く心に誓うC・Jだったが、次々と検察側に不利な事実が発覚しはじめ……。期待の大型新人による戦慄のサスペンス。""